雲間の朝日に想うこと


< 同じ振る舞いでしょうか >


其の、
立ち居振舞いが。

寸分違わぬ、
同一の物であっても。



其処に込める、
想いや、
意志や、
目的が異なれば。


其の振る舞いは、
飽く迄、
異なる物に成るのだ。





其れ故に。




如何なる意図が、
其処に、
宿されて在るのか。


其の一点を。

丁寧に、
丁寧に、
探り当てて行くのだけれど。









向きを、
入れ替えれば。







立ち居振舞いが。

寸分違わぬ、
同一の物であっても。


許容出来る物と、
出来ぬ物が。

其処には、
存在するに違いない。

















 「今日も上手に。」
 「股を大きく開いてたんだってよ?」
 「男の前で。」



保育園からの報告に。

姫は、
瞳を輝かせ。




 「私も負けない位に開くんだからね!」
 「男の前で開ける?」


娘に後れを取る物かと。

姫は、
更に瞳を輝かす。













意味も分からず、
開く股と。

理解した上で開く、
其の股と。


月と鼈程に、
違いが在ると言うのに。






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2006年09月05日(火)


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2004年09月05日(日) 心を許した油断でしょうか





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