雲間の朝日に想うこと


< 片隅に住んで居てくれたのですか >


自身の、
順位付けから鑑みれば。

其の日付など、
然程、
高い順位には無いけれど。




僅かでも。

其れを高位に想う存在が、
居るのなら。


其の想いは、
格別な宝に違いない。










其れ故に。






一瞬、
日々に埋もれて終った筈の、
其の日付が。

掘り返され、
此の手に、
取り戻された事へ。




一層、
感謝の想いを抱くのだろうか。


















娘の、
唐突の発熱は。

俺と、
姫と、
二人の生活を乱し。



そして。

誕生日の、
祝いの時を運んで来た。
















 「はい。」
 「誕生日、何もしなかったから。」



昼過ぎに帰宅した、
姫は。

慌ただしさと同時に、
洋菓子を持参し。






 「有難う。」
 「喰ったら直ぐ行くね。」



洋菓子を、
味わう間も無く。

俺は、
家を出たのだけれど。






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2006年05月31日(水)


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2005年05月31日(火) 其の予感は冗談で良いのですか
2004年05月31日(月) 求める想いが異なるのでしょうか
2003年05月31日(土) 嵐に喧嘩を売れますか
2002年05月31日(金) 放っておけますか





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小坊主
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