雲間の朝日に想うこと


< お怒りでしょうか >


徐々に、
徐々に。

実の在る形へ、
其の姿を、
変え行くのだけれど。




変化の過程は。

道程も、
速度も、
其れぞれだから。


熟した姿と。

未だに、
熟さぬ姿が。


変わり行く一瞬に、
混在するのだ。









もしかしたら。





既に、
機能を有する領域は。

役を果たさぬ領域の、
其の振る舞いを、
もどかしく、
想って居るのかも知れない。















俺の血脈を、
反映するかの様に。


親の、
膝の上でしか。

上手に力む事が出来ぬ、
其の姿を。



大笑いしながら。





 「笑ったら可哀想でしょ!」
 「ほらぁ、怒ってへそ曲げたぁ・・・」


自分を、
棚に上げて。

姫は、
言うけれど。









 「俺は笑ってねぇよ!」
 「笑ってるのは姫の方だろ・・・」


否定をしながら。




閉じ開きする穴で奏でられる、
娘の演奏は。

楽しげで、
自然と笑みが零れて終う。






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2006年02月24日(金)


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2005年02月24日(木) 付け焼き刃だからでしょうか
2003年02月24日(月) 何処までが我慢でしょうか





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