雲間の朝日に想うこと


< 違う想いが生じたのですか >


飽く迄、
自身が感知した感覚の、
素直な表出で。

技巧を含まぬ、
純度の高い言葉だから。



想いの外。

此の身に、
刻み付けられて在るのだろうか。




其れとも。



表層の言葉の、
深部に宿り在る想いを。


比較的容易に、
取り込む事の可能な、
技術が。


此の身に、
備わったからだろうか。










習慣化された、
何時もの言動とは。

明らかに異なる、
其の言葉に。




耳を疑い。

其の背景を、
訝しむ。








寝惚けて。

誰かと、
間違えたのかと。



或いは。

脳裏に隠した、
疚しさだろうかと。

















俺の体温を、
感知して。

自動的に、
身体へしがみ付きながら。




 「好き♪好き♪」


寝床の姫は。

何時もの表現を、
用いなかった。













温かいで。


其れで、
良い筈なのに。


2006年01月17日(火)


----------
History
2003年01月17日(金) 湧水を一杯もらえますか





Add MyEnpitu

小坊主
MAIL