雲間の朝日に想うこと


< 素直に喜んで平気でしょうか >


身に纏う衣や、
或いは、
生きる糧が。

此の身に具わった時に。


初めて。

人として、
ふみ行うべき作法や、
言行の度を、
弁え得る様に。





其の存在に。

決定的に作用しかねない、
異常は。


付帯する、
数々の歓喜を。

全て、
封印して了うけれど。










切に願い続ける、
唯一の条件が。

此の手に、
舞い降りてくれるのなら。




寧ろ。

其の歓喜を、
全て投げ捨てる事など、
厭う気も無い。











望みを、
贅沢を。

持っては成らぬ気がして。



反論し掛けた、
自身の口に。

慌てて蓋をした。













 「どうしよう。」
 「小坊主に性格そっくりなのに・・・」

 「何でだよ。」

 「お腹のなかにいるときから。」
 「股を開いてるんだよ♪」

 「洒落に成らないから止めてくれ・・・」




其の姿は。

決して俺では無く、
紛れも無く、
姫の娘で在る証明だけれど。











無事なら。

其れだけで良い。





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References
 Oct.31 2005, 「二つの色の何方でしょうか」
 Sep.28 2005, 「印象が変化しては居ないでしょうか」


2005年12月12日(月)


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History
2004年12月12日(日) 片側のみに延ばせぬ想いでしょうか
2003年12月12日(金) 待ち草臥れて居ませんか
2001年12月12日(水) 恋人に戻れましたか





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小坊主
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