雲間の朝日に想うこと


< 個々の味も深まるでしょうか >


透明で、
無機質の中へ。

様々な彩りを、
加え行けば。



一つ、
一つ、
染み出した色が、
協調し。

深み在る極上の味わいへと、
変化を遂げるけれど。






其の、
一つ一つは。



内側から、
自己主張を繰り返し。


決して、
消えた訳では無いのだ。










恐らくは。




融け逢った個は、
其の味覚に、
深みを加える一方で。


融けた個の存在を、
決して、
見失わぬ様にと。


想いを宿した、
言葉だったのだろう。














 「世帯合併した方が良い?」
 「やっぱやめとくべき?」


妙に輝きを増した、
姫の瞳と。

妙な意思表示に困惑する、
窓口の担当者に。




変わらぬ、
お互いを感じて。

思わず、
苦笑した。











一足す一は、
二にも、
三にも、
出来るけれど。



加えずに、
一で居る事も。


願わくば、
忘れる事の無い様に。





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References
 Dec.07 2005, 「保険の欲しい婚姻でしょうか」


2005年12月08日(木)


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History
2004年12月08日(水) 暴発の前に気付けますか
2001年12月08日(土) 気になり始めているのですか





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小坊主
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