雲間の朝日に想うこと


< 挨拶よりも大切な事でしょうか >


偽装工作の成功と。

耳に届いた言葉の、
精度の高さと。


もしかしたら不要かも知れぬ、
二つの情報が。

同時に、
手元に届いた。







現時点で。

理解と言う蚊帳の外に、
俺だけが在り。





理解を得ぬ状態で、
此の儘、
時を経れば。

恐らくは、
歴史も繰り返すのだろう。















 「姫の言ってた意味が。」
 「分かったわよ。」

 「でしょ。」
 「だから結婚したくないの。」



姫と、
姫の母親の、
会話が。

隣の部屋から、
明瞭に、
漏れ出て来た。












 「小坊主。」
 「ぐっすり寝てたね。」

 「そう?」

 「仲良く・・・」
 「犬と一緒に寝てたんだよ?」

 「そうだったの?」


寝た振りに、
油断した言葉達を。

俺は、
聞かぬ方が良かったのだろうか。










姫と、
そして姫の母親が。

意味と称した、
其の正体を。



是が非でも、
俺は、
理解せねば成らぬ。





姫が再び。

離別を決意し、
悲しまぬ為にも。


2005年11月21日(月)


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2001年11月21日(水) 返事が来ない理由は何ですか





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