雲間の朝日に想うこと


< 金切り声が必要でしょうか >


正確に、
正直に。

只、
単純に、
応じただけなのだ。




肯定か、
否定かを。

問いに対して、
飽く迄、
応えただけなのだ。





其れ故に。

其処から先は、
全て、
戯れの内から生じた言葉で在る筈なのに。















 「重くないの?」

 「うん。」

 「私、一つ持つから。」

 「大丈夫。」




重くも、
辛くも、
歩き難くも、
嫌でも、
無かったのだ。



其れよりも。



大根入りの重い袋や、
百均の嵩張る袋を、
小柄な姿に重ねれば。

袋の底を、
引き摺るであろう事の方が。


間違いなく、
嫌だったのだ。

















 「私にも一つ渡しなさいよ!」

 「嫌だ、俺が持つ。」

 「これじゃ私が小坊主を尻に敷いてるみたいじゃない!」
 「いつも上に乗っているだけなのに!」

 「あのなぁ・・・」










何故。



何時の間にか、
戯れが、
現実化して。

諍いの因と成り得るの?


2005年05月04日(水)


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2004年05月04日(火) 過ちは素直に認めませんか





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