雲間の朝日に想うこと


< 下着姿で転がって居る頃でしょうか >


此の眼に、
朧気に浮かんだ姿で在ろうと。

目の前の画として、
実際に手に入れた事など、
一度も無いのだ。


けれども。


何故に、
此処迄確度の高い推測として。


其の画を、
手元に手繰り寄せる事が、
可能なのだろうか。





恐らくは、
床に転がり寝息を立てて居るであろう、
其の対象へ。

着信音に気付く事を願いつつ、
電話をかけた。










只でさえ五月蠅い雄が。

普段よりも、
より酷く、
口五月蠅いのは。


きっと、
嫌だろうけれど。



今。
今日。


体調を崩されては、
困るから。










 「其の儘寝て居るんでしょ。」
 「う〜ん・・・。」

 「ベッドに行って寝なきゃ。」
 「う〜ん・・・。」

 「風邪ひいちゃうよ。」
 「う〜ん・・・。」

 「先、寝ててね。」
 「う〜ん・・・。」

 「う〜んじゃ駄目でしょ。」
 「う〜ん・・・。」

 「起きた?」
 「う〜ん・・・。」

 「起きて、着替えて、ベッドに行って。」
 「う〜ん・・・。」

 「わかった?」
 「うん、わかった。」









此の会話など、
寝惚けて、
覚えて居ないのだけれど。


姫が、
布団に入れば。

其れで十分。






おやすみ。

成る可く早く、
帰るからね。


2005年04月08日(金)


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2004年04月08日(木) 迷いと確信は並立しないのでしょうか





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