雲間の朝日に想うこと


< 其れでも応えは否定ですか >


素直な想いと、
少しだけ複雑な想いは。

確かに、
両極に位置するけれど。


何れの想いも、
其処に、
同居する事が可能だから。






一つの入力に対して、
両極端の出力が産まれたとしても。

不思議では無い。







其れ故に。





其の両極の想い、
何れにも、
応えられる様にと。


両極の問いを、
準備した筈なのに。














 「熱測った?」
 「熱無いもん。」

 「熱在りそう?」
 「頭痛い。」

 「寝よ?」
 「寝ない。」

 「無理しちゃ駄目だよ。」
 「平気。」

 「其れは良かった。」
 「頭クラクラする。」

 「病院行こ?」
 「平気。」

 「病院行かなくて大丈夫だね。」
 「大丈夫じゃない。」

 「頭熱いね。」
 「熱無いよ。」

 「寝なくて大丈夫かな?」
 「早く帰って来てよ。」

 「早く帰るね。」
 「帰らなくて良いから仕事して。」






何を問うても、
何を勧めても。

全て、
答えは否定なのだ。














如何すれば。

姫は、
大人しく寝てくれるの?


2005年03月11日(金)


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2001年03月11日(日) 俺を想う余裕がありますか





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