雲間の朝日に想うこと


< 選択出来ぬ退路でしょうか >


其の想いは。

記憶の欠如が、
創り出した幻影だけれど。


其れ故に。

産み出された想いは、
殆ど正確に、
心の内面を投影する。





現実とは異なる、
作為的な記憶だからこそ。

想いを正確に、
反映しているのだ。















酩酊下で、
姫の記憶が産まれる毎に。


強く、
強く、
胸の内に刻み込まれる、
逃亡路。





 「この人は、逃げ道を作る人。」
 「そう思った。」












決して、
追い出されたのでは無く。



自らの意思で、
玄関を出たのだと。

姫の想いの内では。
俺は尻尾を巻いて逃げたと。


記憶されて続けて。


強固に刻まれた、
逃亡路。















支え切れずに、
潰れかけた事には。

何ら変わり無いけれど。





産まれた轍に、
足を取られそうになる。


2004年07月09日(金)


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2002年07月09日(火) ちゃんと見送ってくれていますか
2001年07月09日(月) 逢いに行っても良いですか





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小坊主
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