雲間の朝日に想うこと


< 暴発を選択すべきだったでしょうか >


普段と、
若干の相違が在るとすれば。


帰宅を知らせる電話を、
掛ける刻が。

少し遅かった事。



けれども。



其処から推測可能な、
原因物質は。

特定出来なかった。







其処に行き着くのか・・・。







提示された、
終着点が。

現実の事象と、
余りに懸け離れた場所に、
在った故に。



一瞬暴発し掛かった、
此の身を、
沈める必要が。


産まれてしまう。















姫の創る雰囲気に、
棘が生えて居たから。

先を丸くしようと、
想ったけれど。



棘の理由が、
余りに飛躍し過ぎて居て。


余計に姫を、
不快へ向かわせてしまった。



 「聞かなきゃ良いでしょ。」
 「聞くって言ったの小坊主だよ?」



そう言われる前から。

何を言われるか、
十二分に理解して居たけれど。



其れでも。

怒気に身を委ねるよりは、
ましだと想ったんだ。

















 「一緒に帰って来たの?」



架空の異性を、
祭り上げ。

帰途を共にしたのかと、
詰られて。



想わず、
溜め息を一閃。


2004年07月02日(金)


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2003年07月02日(水) 口を封じてしまいましたか





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小坊主
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