雲間の朝日に想うこと


< 相手の自分を許容出来ますか >


相手を理解する事とは。


自分が定義する塊の中に、
相手を置く事。

想像の中に、
創造の中に、
相手を置いて終う事。





文を交わして。
言葉を交わして。
想いを交わして。
身体を交わして。

徐々に徐々に、
其の位置を調節して行くけれど。



只自分の領域に、
相手を置いて居るだけだから。

相手の真実など、
理解しちゃ居ないのかも知れない。









故に。



例え其れが、
自身へ向かう想いでも。


相手の想いは、
飽く迄、
相手の想いで在って。

勝手に相手が、
創り上げる物だから。




擦れ違いや、
想い違いが、
其処に産まれるのだ。









其れならば。










相手の想った自身を、
許容して。


自身の姿を貫く事よりも。

相手の想う虚像へと、
自身を形創る事が。





想い逢うと言う事かも知れない。
















想いは、
相手の想いに支えられてこそ、
存在し得る。




其れを忘れぬ二人の、
想いの絆は。

決して壊れないでしょう?



だから。

姫の想った俺を、
必ず、
許してあげるんだ。


2004年06月16日(水)


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2003年06月16日(月) 恋煩いだと片付けて良いのでしょうか
2002年06月16日(日) もう少しだけ潜ってますか





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