雲間の朝日に想うこと


< 花丸をもらえますか >


掴めば逃げる。

掴もうとすると、
真綿の様に風に流されて、
逃げてしまう。



触れれば消える。

触れようとすると、
白砂の様に柔らかく崩れて、
消えてしまう。














貴女がこの雪の様に、
俺の目の前に降って来たら。

手のひらを差し出すべきなのだろうか。


はらりとこぼれ、
すっと溶けてしまわない様に。

手のひらを引っ込めるべきなのだろうか。
















時々真綿の様に、
ふわふわと流されて行ってしまうから。

時々砂山の様に、
さらさらと崩れて行ってしまうから。






 「人に揺らされない強い気持ちを持つこと!!」

 「今年の目標です。」
 「目標達成できたらハナマル♪ください。」





貴女が据えた心の柱。

貴女が見据えた、
未来へ伸びる大黒柱。









貴女を包み込んで、
その柱を護る事。


俺の目標を達成出来たら、
ハナマルを下さい。


2003年01月30日(木)


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小坊主
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