雲間の朝日に想うこと


< 時間は解決の手段になりますか >


貴女の言葉と貴女の行動と貴女の心が、
どうしても噛み合わない時、
どうしても理解できない時、
いつも頭に浮かんでくる言葉。

そしていつもの答え。




 「貴女はどうしたいの?」

 「ん〜あなたはどうしたいの?」




俺がこうしたいと言えば、
それがすんなり通るのだろうか。

自分の言葉の重みに耐えかねて、
ふと大きくため息をつく。
受話器越しの貴女には聞こえない様に。

そして念仏を唱える様に、
同じ言葉を繰り返す。



奪っちゃいけない・・・
奪っちゃいけない・・・
奪っちゃいけない・・・



貴女以外の人を考えられない今の俺は、
出口のない迷路に囚われた身。


それでも、
貴女が一番大切な物を失わないように、
答えを探して口を開かなければならない。






都合の良い女になれますか?
勝手な男になっても良いか?





貴女という存在をそんな立場の女性に置くのには、
もう少し時間がかかるのか。
それとも俺には出来ない事なのか。


2002年04月27日(土)


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