雲間の朝日に想うこと


< 今日はどのくらい感じましたか >


徐々に輪郭が見え始め、
段々と鋭くなってゆく意識の向こうには、
貴女の声がある。

隣でふんわりと包んでくれている様な気がして、
暖かくて柔らかい場所に、
素直に顔を埋めてみたくなる。


無意識に指先が動き、
無意識に身体が反応し、
気がついた時にはもう手遅れ・・・

言葉が貴女を求めて彷徨い、
大脳は貴女を想い浮かべ、
身体全体で受話器の向こうの貴女を弄んでいる。


朝から至福の時間・・・


2002年01月12日(土)


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小坊主
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