雲間の朝日に想うこと


< 貴女の心はどこにありますか >


視線はどこか遠くにあって・・・
瞳の奥に俺はなくて・・・

それでも目の前の唇に触れる時、
少しだけ俺の物になったような勘違い。



どんなに深くまで押し入っても、
それはその時だけの覚醒。

夕日が落ちて俺が眠れば・・・
また一人残されたあなたは、
きっと俺を見つめたまま貝殻の奥へ戻ってしまうのだろう。



体はあっても心がない。

悔しいけど・・・
気持ちを側に引き寄せられていない。


2001年10月13日(土)


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小坊主
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