雲間の朝日に想うこと


< お前の大切な友達じゃないのか >


お前が会いたいと願って来た友達。
お前と俺が出逢った世界で、
初めてお前と繋がりを持った大切な友達。

それを知らない俺じゃない。


会える機会も作ってあげたい。
友達との時間も作ってあげたい。

そう願って、
必死に作って、
お前にプレゼント出来た機会。


そんな貴重な時間だと、
お前は想えないんだな・・・




 「明日一日は、友人達との時間にしようね♪」



俺らだって逢うのは久々。
だからこそ今日まで、
目一杯お前と過ごしてきた。

お前は友達の事を第一に考えるヤツだから・・・

だから「明日は友達最優先」と言われても、
当然の事だと納得できる。
俺も友達に気持ちを注げる。



けれども・・・



目の前にいるその友達を、
お前は敵として認識している。

敵への視線は、
その子が俺に口を開く毎に、
俺がその子に口を開く毎に、
激しさを増してくる。



 何故その友人にへそを曲げるんだ?
 お前も会いたいと言っていた人じゃないのか?


戸惑いと・・・
嫉妬と・・・

お前への好意が、
無下に踏みつけられた気がして・・・
お前との約束が、
お前自ら破られた気がして・・・




俺にあたるのは構わない。
けれども・・・

この輪の雰囲気を壊したお前を、
俺は絶対許さない。


2001年07月26日(木)


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