管理人トシの日記

2004年11月26日(金) 歌謡CD

今度こそはコース変更を忘れないようにしよう。
何事も思ったときにしておかないと、歳とともに物忘れが激しくなってくるので後で大変なことになる。

この「The CD Club」のジャズ・コース、今月も変更することにした。いや、冊子を見たとたん、変えることにした。

ジャズはピアノ・トリオの特集で2枚組、あまり興味がわかない。歌謡曲コースはというと『ムード歌謡全曲集』となっている。「和田 弘とマヒナスターズ」「フランク永井」「森 進一」などなど。もうこれは10対1で軍配は決まった。即座に自動音声電話システムで変更届けを出した。

じつは新聞などによく掲載されているCD・カセットの通信販売広告を見るにつけ、「ムード歌謡」のセットを購入しようと都度思っていた。しかし、その場で実行しないため忘れてしまうのと、セット販売なので結構高価なのが決断を鈍らせてしまう。
その点、今回のものは1枚なので躊躇なく飛びついたわけだ。それも「The CD Club」の特徴であり、魅力でもある名曲、名演の選りすぐりなので、はずれがない。セットものには趣味嗜好から外れるCDというものが1枚や2枚はある。それらはけっきょくほとんど聴くことはないし、封を切らずにしまっておくことだってある。

「ムード歌謡全曲集」のこのCD、岡山県笠岡市出身の音楽評論家「長田暁ニ氏」が評論しているのも気に入っている。
吉田 正の甘く切ないメロディーは私のお気に入りだが、長田暁二氏はこう述べている。
「松尾和子の囁くようなお色気と、マヒナスターズのムードたっぷりなコーラスがからみ合って、甘い退廃的な感じの漂う作品に仕上がったのが『誰よりも君を愛す』である。ハワイアン・バンドのマヒナスターズが・・・。和田 弘のすすり泣くようなスチールギター、佐々木敢一の裏声、松平直樹のねっとりとした甘さ・・・」

久しぶりに心待ちできるCDとなった。


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管理人トシ