管理人トシの日記

2004年10月16日(土) わが古里 こころの歌その2

音楽評論家・長田暁ニ連載の「わが古里 こころの歌」を次々にめくっていった。
ここでは作詞、作曲だけでなく、歌として郷土に関係あるものも取り上げられている。「尾道の女(ひと)」。これは北島三郎が歌っている女シリーズ物のひとつである。やはり北島三郎といえば「函館の女」となる。デビュー当時の白黒の画像を見るととても若い。さわやかで、そして勢いがある。今は人生の荒波にもまれた深いしわがまた人を魅了する。

女と書いて「ひと」と読ますこのシリーズでは、北は北海道から南は九州鹿児島までを題材にしている。北海道から南へと想いのひとを追っかけていくストーリーである。

この「尾道の女」は、「函館の女」の一年後に発売されたが、他にヒット曲が多く、埋もれてしまった感がある。
「北国の町から来たよ 潮風に吹かれて来たよ ああ尾道〜」
派手でないところがいい。メロディーもなんとなく尾道にふさわしい節回しのような気がする。これもお気に入りのひとつである。

さてこの曲、カセットだったかレコードだったか、探してみないといけない。レコードならプレーヤーがうまく作動してくれるかどうか心配だ。もう当時のものはことごとく故障している。


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