管理人トシの日記

2004年10月15日(金) わが古里 こころの歌

「みんなのこころに」
これは岡山県の愛唱歌として歌詞が募集されたもので、作曲:小林亜星、作詞:山本恵三子、歌:由紀さおりで構成されている。
「ももの咲くころ あなたと出会い〜 」春に咲き誇る桃の花を取り入れ、岡山の風景をうまく表現している。新聞では作詞をした山本恵三子の人となりが紹介されている。

私にとってはこの内容とは別に思い出がある。
この歌が発表された当時、私はいろいろな音楽活動の中で、郷土の歌を取り上げる機会があった。何かの発表会で、この岡山県の愛唱歌をやろうということになり、音源を探していた。けっきょく県庁の観光物産課まで出かけて入手したのだが、このカセットテープが後々いろいろな場面で活躍することになる。
こうしてかかわりを持ってくると、どこかでふと耳にした時、とても親近感がわくから不思議なものである。

のどかで豊かな岡山をあらわした詩と、由紀さおりのやわらかな歌声とがとてもマッチして名曲に位置してもよいと思っている。最初の出だしはゆったりとしてほのぼの感があり、途中からは小気味よいリズムを入れてメリハリをつけている。

奥にしまい込んだカセットテープの山から、20年ぶりに引っ張り出して聴いた「みんなのこころに」は、若かった頃の思い出をよみがえらせてくれた。
〜つづく〜




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