管理人トシの日記

2004年09月21日(火) 「JAZZ LIFE」誌

昨日、「鷲羽山ハイランド」の帰りに本屋に立ち寄った。どこかに出かけると必ず本屋に寄らないと気がすまない娘なのだ。

私が買ったのは「JAZZ LIFE」。今では年に数回しか買わなくなったのだが、今月号にはCDが付属していて少し豪華に見えたので衝動買いしてしまった。まあこの手の本は高い。1,000円也を娘の分と合わせて妻に支払ってもらった。こういう時は娘に手渡していっしょに勘定をしてもらうというのが私の作戦である。

ところでこのCD、曲の紹介と思ってかけてみると、最初にぱらぱらとギターの音色が入っており、1、2分ですぐ次の曲にうつってしまう。ギタリストの演奏スタイルの紹介のようだ。5曲目に入るといきなりサックスの音が飛び出してきた。それもジャズのフレーズを数小節ソロで吹くだけだ。ここでは「ヤナギサワ」の製品の吹き比べをしているのだ。アルト、テナーで10本くらいか、まったく同じフレーズを吹いて比較しているわけだ。

「ヤナギサワ」といえば、その昔、学生だったころ「プリマ」という商品名で売られていた。それからこの「プリマ」も市場から姿を消したと記憶している。「セルマー」と「ヤマハ」の全盛時代に入っていった。それがここ数年、「プリマ」が「ヤナギサワ」として復活した。元々「プリマ」は、柳沢管楽器が作っていたのだから別に何も変わってはいないのだが、製品自体は別物のように良くなったようだ。実際、行きつけのH楽器店では、毎年「ヤナギワサ管楽器フェアー」が開催され、展示試奏会がある。そこで印象に残ったのは、管体が総銀製のソプラノ・サックスだ。とにかく甘い音色がしたのをよく覚えている。80万円以上するので大蔵省との交渉は断念した。

このCDでは宮崎氏の演奏を録音しているが、以前に氏のホームページでいろいろと勉強したことがある。本の解説を読みながら音を聴くわけだが、どうしても先入観がまとわりついて音だけに集中することができない。百数十万円の定価を見ながらだと、もう耳がその値段になってしまっている。100万円の音がしているはずだと。おそらくワイン・テイストのように目隠しでもして聴けば、おそらくおお外れになるだろう。

アマチュアにとって楽器のよしあしも大事だが、それよりもいかに練習の時間をとる努力をするかだと思う。時間に追われる小生にとって大きな課題である・・・。


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管理人トシ