管理人トシの日記

2004年09月17日(金) 沖縄その39

「パイナップル・ランド」を出ると、空港の外堀を回って「ジャパレン」に直行だ。もうこのあたりはレンタカー会社がひしめきあっているので、事前に場所を確かめておかないと混乱してしまう。
愛車「ニッサン・キューブ」をするりと止めると、係りの人が走り寄ってきて書類の提示を求められた。確認するともうOKだ。ガソリンも使い放題なので何もしなくてよかった。荷物を降ろすと、待機しているマイクロバスに乗ってすぐに空港まで送ってくれた。このへんはとても手馴れている。

混雑や確認作業の時間を見越して早めに帰ったのだが、空港に着くと余裕たっぷりの時間がある。またしても空港内いっぱいに広がる店々で物色がはじまった。昨日の夕方、ホテル近くの田舎食堂で食した「ソーキそば」とともにあおった地元の「オリオン・ビール」が気に入っていた。おそらく沖縄の「キリン」といったところだろう。
缶の6本入りを取り上げ、妻に渡した。うんうん、何も言わないようだ。他のものに目がいっている。

こうしてすべての行程が終わると、あとは機中の人になるだけだ。切符を座席券にしなければいけないので、さっそく座席を決めるコンピューターにするりと入れてみた。おお、一番前が空いている。ここなら外がよくみえるはずだ。離陸時の景色の移り変わりが飛行機の醍醐味だろう。数年に一度しか乗らないチャンスなので、ここは目に焼き付けておかなければいけない。
じつは出てくるときは、主翼の上だったので外の景色を見ることができなかったのだ。

待合室では発着する飛行機を熱心に見ていたが、子供のようなまなざしに妻たちはあきれていたようだ。ここでも愛用?の妻所有の「キャノン・EOS Kiss5」に望遠300mmを取り付けてパシャパシャと撮り続けた。しかしいまいち躍動感に欠ける写真にしかならない。おそらく滋賀県のMさんのように流し撮りをしなければいけないのだろう。そうなるとシャッター・スピードなどのマニュアル設定が必要になるし、面倒くさいというよりは知らないのでそういう撮影は無理だ。

こうして搭乗前のひと時を楽しく過ごすと、定刻どおり無事離陸して空中に浮かぶことができた。やはり離陸時の景色はなんともいえないくらい美しい。小さくなっていく家々と、さんご礁の海のさざなみがだんだんと薄らいでいく。木々の緑と海の青さのコントラストがこれまた絵になるほどすばらしい。しばらく堪能すると雲を突き抜け巡航飛行に移った。あとは岡山空港の着陸を待つのみだ。〜つづく〜




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