管理人トシの日記

2004年09月01日(水) 沖縄その29

ふたりはあいかわらず読みふけっているが、とりあえず、温泉「山田SPA」につかってこなければいけない。きのうは打合せ不足で、出たとき入れ違いになり無駄な時間を過ごしてしまった。きょうはそんなことがないよう、待つ場所を決めておいた。
温泉旅館ほどの豪勢なものではないが、それでもサウナはある。沖縄で温泉とはちょっと不釣合いかもしれないが、温泉付きのホテルはめずらしくこういうホテルを探すのがむずかしいくらいだ。
ゆったり気分になって出ると、待合室のソファーにすわって二人を待った。きのうはしびれを切らしていらいらしたのだが、今度は申し合わせておいたのだから大丈夫だろう。しかし待てど暮らせど出てこない。そのうち娘が迎えにきた。どういうことだ。二人はそんな打合せなんかしていないと言う。くそ、やられた、いつもこうだ。まあいいか。

朝、目がさめるとさっそく朝食に行くことにした。やはり一番乗りがいいものだ。例によって朝食もバイキングなのだが、昨日のオムレツのコーナーはスクランブルエッグに変わっていた。きのうは順番に取っていったため種類が多いパンを十分に食することができなかったので、きょうは単純に反対から回っていくことにした。
朝食をここまで時間をかけてたっぷりとってしまうと、昼食は簡単にすませることができるだろう。おそらく身体がそんなに受けつけなくなってしまうようだ。昨日はダイビングということもあったが、店が用意してくれた弁当を半分ほどしか食べることができなかった。こういう食事に慣れてしまうと肥満の道をまっしぐらということになるに違いない。

朝食を堪能すると部屋に戻って出発の確認だ。一応、夜のうちに荷物の準備はしているので忘れ物などの確認をすればOKだ。こういうことは妻が一切を引き受けてくれている。どこに何を入れているかは妻に聞かないとわからないわけだ。
増えた荷物としておみやげは当然だが、JALのお客様用として渡されたタオル、スリッパ、それに手提げ袋がある。けっきょくタオルは持っていこうということになったが、出る間際に「やっぱりあの手提げ袋、役にたつと思う。」とふたたび部屋に戻って取り返してきた。抜かりがないのである。

一同、荷物を持ってホテル玄関に鎮座している白のクラシック・カーを横目で見ながら出口で待っているボーイから車のキーを受け取ると、向かいの駐車場に向かった。そして愛車「ニッサン・キューブ」に荷物を積み込むと一路海洋公園に向け出発だ。
ガイドブックでは国道を走るように書いているが、そんな悠長なことはしていれない。少しの区間ではあるが高速道路を利用することにする。これで時間短縮がはかれる。大きなテーマパークになると道路標識があるので、地図とかカーナビにたよらなくても自然に目的地に行くことができるようになっている。そうはいってもルートはひとつだけではないので、ポイントポイントで判断をしなければいけなくなるが、さっそくそういう事態がおとずれた。
〜つづく〜


 < 過去  INDEX  未来 >


管理人トシ