管理人トシの日記

2004年08月03日(火) 沖縄その11

ここからホテルまではおそらく1時間はかかるだろう。とにかくカーナビに住所をインプットしていざ出発だ。
それでも一応、出口で例のおじさんに高速道路までの道筋を聞いてみた。「そこを右に曲がって少し行ってから、左に、コンビニを右に曲がってまっすぐ・・・」
うーん、もう忘れた。とりあえず車は動き出した。言われるとおりに走ってみたが、コンビニなんか見当たらないではないか。こうなるとカーナビに頼るしかない。元来た海岸線に沿ってわかりやすい幹線を走っているのかと思ったら、どうも違う。地図で再確認すると、なかなか近いルートをたどっている。

ルートがわかったので、悦にいって妻と娘に説明をしながら走っていた。しかし、高速道路に入る交差点でふたたびとまどった。カーナビが指す矢印と、私が頭で考えていた方向がどうも違うのだ。もたもたしながら思った方向に入っていった。いらいらしてきたので運転も荒くなるのがわかる。くそ、時間がないのに・・・。標識を見て、けっきょく反対方向に走っているのがわかった。カーナビが正解だったのだ。流れにまかせて走るとバイパスらしき道路も終点になり、近くのガソリン・スタンドに駆け込んだ。お兄さんにガイドブックの地図を見せて、現在地を教えてもらった。
高速道路の入り口も教えてもらい、ふたたび出発だ。カーナビの細かい操作がわかっていれば、現在地なんかすぐわかっていたのだろうが・・・。まあ、それにしても見知らぬ土地を走るのは大変だ。おもしろいのはおもしろいけど。



高速道路の降り口は石川ICとわかっている。そこまでとりあえず快適クルージング。やはりここは沖縄、青い海と緑がみずみずしい。とはいっても山の中を走っている高速道路なので、一瞬一瞬に見える程度だ。海岸線の国道を走ればさぞ美しいだろう。しかし、そんな時間はない。とにかくホテルに着かねば。

走っていてちょっと気づいたことがある。トラックが全然走っていないのだ。特に大型トラックは一台も通っていなかったように思う。一般道路でもあまり記憶はない。よくわからないが、そんなに運ぶ物資なんかないのかも。

そんなことを考えながらも、ホテルに近い海岸線の国道に出てきた。もう目と鼻の先のはずだ。近づくと大きな看板が目に入ってきた。かなり大きなホテルだ。リゾート・ホテルというだけあって付属の施設が多い。一応ガイドブックで調べて、どこに何があるかなどを頭に入れては来た。ガイドブックの写真というのは、アングルの関係からか、すべてのものが大きなスケールで見えてしまう。たいてい現地に行くと、思っていたほどのものでなく、がっかりさせられることが多い。



上の写真は、ホテルのフロントに置いてあったパンフレットのものだが、上空から撮影した景観は、リゾートらしさをあますところなく写し出している。かなり画像処理をしているのだろうが、それにしても写真の技術というものはすごいとひとり感心している。

じつは今回デジカメと一眼レフカメラを持参した。しかし、これといったいい写真を撮ることができなかった。腕のなさを実感した次第である。



長い長い一日だったが、やっとたどり着くことができた。 〜つづく〜


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