春うららの陽気から、日中は初夏を思わせるような暑さを感じる日々に変化してきた。
この時期独特の食材として「筍」がある。じつは先日この「筍」をもらった。竹林があればそこかしこで採れるらしい。本場は京都のようだが、めちゃくちゃ高いし、採れたてを食べるわけにもいかない。地元のものであれば、種類は何であれ新しいのをいただくことができる。
この「筍」、かなりサイズが大きいので、市場にはあまり出ないだろう。みてくれが悪いのでだれも買わないからだ。ほんとうは違うのだが。 直径は15センチ近くあろうかと思うほど存在感にあふれている。しかし意外なことに食べてみると柔らかいのだ。歯ごたえも適度にあってほんとうにおいしい。旬のものは採れたてを食べるに限る。
家族と話題になったとき、娘がおもしろいことを言う。「筍」に節があると思っていなかったのである。「いも」のように中まで詰まっていると思っていたのだ。そういえば調理された「筍」を買ってくれば中の構造まではわかるまい。ちょっとした社会勉強になったのである。

息子はこの「筍」を食べようとしない。おそらく独特のえぐみがあるからだろう。妻とのやりとりが愉快だ。 「一枚でいいから食べなさい。」「いらん」「そう、じゃあ半分でいいわ。ビデオ・テープあげるから」「・・・」「一口でも食べなさい。もうあげないよ」
娘は何でも食べるようだ。そこで記念に娘と内部構造がわかる「筍」をデジカメでパシャリ。妻はあきれかえっていた・・・。
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