管理人トシの日記

2004年01月26日(月) 写真その2

きのう、滋賀県のMさんからメールで写真が送られてきた。

なかなかいい仕上がりだ。特にかもめの愛嬌のある顔が親密感をおぼえる。かもめというと海辺で飛び回っているのを思い浮かべるが(そう、鉛筆でMの字を書くあれだ)、ここまで近くに寄せると、あらためて生き物の素顔が見えてうれしくなってくる。

Mさんはキャノンの1眼レフ・デジタルカメラを購入したその日に、この写真を送ってくれた。なんだか手に入れた喜びと、これから写真を撮りまくるぞという息吹がこちらにも伝わってくる。
この写真は京都の桂川に出かけて撮ったものだが、半分餌付けされているとはいえ、飛んでいるのを捉えることは並大抵ではないだろう。まず、普通のデジカメでは無理だ。シャッター応答がまったくついていかないのだ。シャッターを押した後、実際に写真が写る時には、かもめは何メートルも先に飛んでいっているであろう。

このキャノンのカメラは、ほぼ押したと同時にシャッターが降りる。実際にはシャッターはないが。しかし、それでも銀塩カメラ(フィルム式のもの)には及ばない。銀塩カメラに近いシャッター応答のタイプは80万円もするという。
Mさんの撮影データによると、予測モードというのを使っているようだ。おそらく組み込まれたコンピューターにより、カメラの動きをキャッチして被写体の動きをメモリーしているのかも。いや、それには加速度センサーが必要だし、そんなには凝っていないだろう。

こういった自然のものを撮ろうとすると機材の良し悪しも少なからず影響する。特にレンズの性能は大きいだろう。同じ望遠でも、レンズの口径、品質で価格に雲泥の差がでる。仕事に使うわけではないのでそれなりの物でいいようなもんだが、男の道楽というものは仕事以上にこだわりを見せる。

例の古本屋で、「写真家・土門 拳」の写真に対する真摯な生き方を読み学んだ。ほんの立ち読みであったが、なにかしらプラスになったような気がする。まあ、こうして道楽の中から少しだけ学ぶものがあればいいと思っている。
ところでかもめにも種類がある。ここで写っているのは「ユリかもめ」である。まあ、一番オーソドックスでスタイルもいい。写真に収めても絵になるだろう。住み着いているわけではなく、いずれシベリアに帰っていくのだろう。それにしても毛並みといい、形といい美しい。

右下から向かってくるMの字のかもめと、左奥にぼんやりと見える風力発電のプロペラのコントラストがおもしろい。




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管理人トシ