管理人トシの日記

2004年01月23日(金) 軽飛行機

今朝の新聞に、セスナ機が空撮中、墜落したと報道されていた。

今はほとんど見られなくなったが、よく百貨店などの宣伝をセスナ機がしているのを見ることがあった。下から見上げると止まっているんじゃないかと思うくらい低速飛行をしているのだ。今回の事故も低速による失速ではないかとみられている。

軽飛行機はジェット機と違って、ほとんど爆発や火災を起こしていない。おそらく、エンジンや燃料の違いによると思われる。ジェット・エンジンはケロシンと呼ばれる灯油系の燃料を使用している。それに高音に焼けたタービン・ブレードがある。それで一瞬にして火災、爆発に至るのであろう。
それに比べると、セスナ機などのレシプロ・エンジンは、いわゆる自動車などのエンジンと同じようなものだ。そう簡単には爆発などしない。

この事故も火災がなかったので、住宅街に墜落したにもかかわらず他への被害は少なかった。もしジェット機だったらと思うとぞっとする。不幸中の幸いかもしれない。

セスナ機と聞くとノスタルジーを感じる。その昔、飛行少年だったころ、来る日も来る日も模型飛行機作りに没頭していた。落としては作り、を繰り返していたのである。学校が休みの前などは、時間を忘れ、夜が明けるまでやっていた。
当時買っていた『ラジコン技術』という雑誌を今でも持っている。どういうわけかこれだけは捨てられないのである。




この写真は創刊号から15冊目のものだが、いや、この頃からやっていたわけではなくて、知り合いのおじさんからもらったものだ。1964年といえば、まだ小学校の時だ。しかし、小学校高学年くらいからすでに模型エンジンをさわっていた。そういえば、川で友達と小さな亀を取って、それを売って資金にしていたような記憶がある。もうほとんど手作りだった。
ほんとうによく遊んだものだ。暗くなって見えなくなるまで飛ばしていた。結局こういう生活は、結婚するまで続いた。
たまにセスナが飛んでくると、どうしても見上げてしまうのである。

『ラジコン技術』の蔵書を見るたび、妻が言う。「これ、いらないんじゃないの、処分したら。すっきりするよ。」
まあ、どだい価値観が違うから話にならない。言ってやる。「この古臭い雑誌、処分したら。」
「いいえ、これは仕事に使ってます!絶対に捨てないよん。」

かくして、お互い、自分の城を作りつつあるのだ。


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管理人トシ