コパン・ホームページを訪れてくれたパンダさんに敬意を表して、きょうはヴァイオリンの話題をひとつ。
20世紀を代表するヴァイオリニストといえば、フリッツ・クライスラーとヤッシャ・ハイフェッツだ。いや、だそうだ。
はっきりいってクラシックのことはよく知らない。ヴァイオリンにしても所有しているCDは「アナスタシア」と「寺井尚子」のものくらいしかない。
ハイフェッツは驚異的なテクニックとレパートリーの広さで他を凌駕していたそうである。多くの若者が「第二のハイフェッツ」を夢見てヴァイオリンを手にしたようだが、だれとしてハイフェッツに到達する人はいない。また、「ハイフェッツになれないことがわかったから」と指揮者に転向した人もいる。
ある録音で、プロドューサーがとり直しをすすめた時、ハイフェッツはそれを断った。それは、何度もとり直しをして完璧にすることは可能だろうが、一瞬一瞬の演奏が命だということではないだろうか。 じつは今回の「CD Club」のCDには、その時の演奏が入っているのだ。まあ、ふつうだったら購入しないが、興味本位で聴いてみようかと思っている。

ところでヴァイオリンを弾くためには弓が必要だが、この弓、馬のしっぽでできている。 どうも馬の、この毛には小さなぶつぶつがあって、これが弦にひっかかって、あの「むせび泣く」音色が出てくるようだ。それでも、松やにが付いていなければすべってうまく音が出ない。昔からいろいろと工夫がされて、あの、人を感動させる楽器が出来上がってきたのだ。 馬のしっぽを使った弓は、チェロ、コントラ・バスなどもそうだが、中国の胡弓、馬頭琴も同じである。モンゴルの馬だとか。
我が家のヴァイオリンは、さみしく娘の机に立てかけられている・・・。
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