きょうは娘を連れて、則んちに行った。
1月に開催される久米南(くめなん)文化センターでの出演の音合わせのためである。「カロ・ミオ・ベン」と「オン・ブラ・マイフ」を歌うということだったが、「オン・ブラ・マイフ」を「早春賦」に変更させた。こういう地域での催しでは、まず聴衆に目を向けなければいけない。少しだけ人間長くやっていれば、いろいろと人生経験を出すことができる。
私は、やはりバリトン・サックスにすることにした。あのチェロを思わすがごとくの音色をイメージしたが、ちょっとほど遠い。まあいいか。 則子は、あの細い体でもよく響く歌い方をする。イタリア語の巻き舌もなかなかだ。2回ほど通して、あとは本番前の調整で仕上げるとするか。まあ、伴奏なので気は楽だ。
則んちは我が家から一時間半ほどの所だが、一週間ほど前に50センチの雪が降ったという。まだ日陰には名残がある。走りながら撮ったが娘に言われてしまった。「おとうさん、なにするの!あぶないじゃない」 この国道は53号線だが、『53次ふれあい街道』と名前が付いていた。

帰り道、古本屋に寄った。 買ったのは「忠臣蔵」。260円なり。じつは夜、「忠臣蔵」がある。その参考資料のためである。約3時間半の番組だ。

ほんとうのことを言うと、朝8:00から「忠臣蔵」を恵さんに録画してもらっている。日記で書いたあの「忠臣蔵」である。とても楽しみだ。シンフォニービルで開催していた古本展で購入した本はまだ読んでいないが、読むが先か見るが先か悩むところだ。 恵さんには無理をいってDVDとビデオの両方に入れてもらっている。もうこれからはDVDだろう。といってDVDレコーダーを持っているわけではないが将来のために・・・。
夜のものは、とりあえず前知識として入れておくためのものだ。 しかし、いけない。いかりや長介のなんとか走査線という番組とかち合っていた。妻と娘が押しかけてきた。ここで引き下がるわけにはいかない。録画を願った。 私もそんなに3時間以上の番組に付き合うほど暇ではないので、要所要所をチェックする格好になった。
毎年毎年、こうして同じ番組が繰り返されるわけであるが、300年前の史実は色あせることがない。つねに日本人に感動を与えてきたのである。 年末の年始のお笑いの中にあって、こうした名作を見ることができるのがせめてもの救いだろう。
それにしても、あれだけ「なんで時代物なんか見るの」と言っていたのに、妻はでんとしてテレビの前から動こうとしない。その上、私に質問をあびせてくるではないか。 「いま浅野内匠頭を止めたのはだれ?」「多門伝八郎はどういう関係?」 この本を見ながら説明するが、知識不足でついていけない。また勉強することが増えてしまった。
いや、それにしても「忠臣蔵」はいい。やはり大石内蔵助の人格であろう、人を惹きつけるものがある。原作、キャストが変わっても感動するではないか。
年末はこれしか見るものがない。
|