オットー・リリエンタールは羽ばたき飛行機を開発していた。 しかし、実際の飛行は無動力のグライダーによるものだ。リリエンタールは2,000回もの飛行試験をしているが、ついに高さ15メートルから墜落して亡くなってしまった。 ライト兄弟が飛行機の開発に関心をもつようになったのは、このリリエンタールの墜落がきっかけだという。 リリエンタールは教科書にも出ていたような気がする。動力飛行に命をかけた偉人として有名だ。 リリエンタールにしてもライト兄弟にしても、グライダーという無動力の飛行機は飛ばしている。空を飛ぶということに関しては、すでに成し遂げていたわけであるが、動力飛行ができなければはっきりいって社会の役には立たないのだ。ライト兄弟が初の動力飛行に成功したということは、そういう意味で革命といえるだろう。
私は、ゴム動力で羽ばたく羽ばたき機という模型を作ったことがある。いや別にたいそうなものではないのだが、昔からある竹ひごと紙で作る例のものだ。くりくりとゴムを巻いてやると、ぱたぱたと羽が上下に羽ばたく仕掛けになっている。飛ばしてやると鳥のように飛ぶのである。ほんの数秒の間だが、なんともユーモラスな飛び方に満足したものである。
しかし、大掛かりなもので羽ばたき機を見たことはない。おそらく作られていないのだと思う。そう考えてみると、自然の鳥たちはなんと偉大なんだろうと思ってしまう。
まあ、こんな偉大なことはできなくても、なにか社会に役立つことがしたいものだ・・・。
|