管理人トシの日記

2003年12月17日(水) ライト兄弟から100年目

今日はライト兄弟の初飛行からちょうど100年目になる。それは1903年の12月17日。


鈴木真二著『ライト・フライヤー号の謎』という本にこうある。
「今から100年ほど前の1903年、ライト兄弟はフライヤー号で人類初の動力飛行に成功した。兄弟が飛行機をつくりあげた過程は苦難の道でありながら「創造」の喜びに満ちていた。」「調べていくと、フライヤー号は、新しいものをつくりあげようとする兄弟の情熱と才能の結晶であり、そこには人間の創造的活動の苦悩と喜びが凝縮されていることがわかった。」

この本はライト兄弟の単なる物語ではない。初心者にもわかりやすく書かれた飛行の理論であり、昔の飛行機の歴史でもある。中にはむずかしい数式も書かれているが。購入のきっかけは、鈴木氏がインターネットのコラムで連載をしていて、そこから注文したのである。こういう特殊な本は、普通の本屋さんにはなかなか置かれていない。工学書のコーナーとかに行くことになるだろう。もっとも私は紀伊国屋書店とか丸善などに行くと必ず立ち寄るコーナーではあるが。

いつの時代でもそうであるが、新しいことを成し遂げるには偏見が付き物であるし、理解も得られない。この初飛行の時も、立会いは5人しかいなかった。それも地元キティ・ホークの人たち。名声を得てからも、苦難の道は続いたようである。ほんとうの栄光を得るには長い年月がかかるものである。その後の飛行機の華々しい発展の歴史においても、ライト兄弟の功績はあまり浮かび上がってこない。

こんな小難しい話をしても仕方がないのだが、きのう恵さんから「京都在住のらいらいけん氏」から電話があったと電話があった??
「らいらいけん氏」は今や人間国宝お墨付きの次期人間国宝候補の漆器職人である。いやもっと早く作品を格安で買い占めておけばよかった・・・。お椀を一個しか所有していない。その後一気に5倍の値段を付けてしまっている。あー、悔やまれる。このお椀、まだ使っていないが、高くなるまでそっとしておこう。
恵さんによれば、作品作りに没頭しているようだ。鹿肉を食らいながら、テレビのない生活を営んでいるとのこと。そのくせ、インターネットなんぞはなかなかのお手前。氏の作品は、派手ではないが奥深さがあるように思う。といって私に作品を見る眼があるわけではないが、いいか悪いかぐらいは素人でもわかるものだ。

人間国宝の称号がついて、一個所有のお椀の値が上がるのを待つ今日この頃でもないか・・・。


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管理人トシ