今日の夕方、携帯が鳴った。通知不可能者からだ。相手はK・恵さんからだった。
あわてた様子で、すぐにテレビをつけろというのだ。ちょっと横になっていたので半分ぼけたかっこうだ。えーと、テレビはすでについていた。娘がなにやら見ているようだ。
K・恵さんが、「例のヴァイオリンですよ!いまやってるから見て見て!」とわめいている。はーてなんのことやら・・・。少し正気になってきたので、意味がわかった。ロシアの美人ヴァイリニスト・アナスタシアが、NHKの『きびきびワイド』に登場していたのである。中林淳眞先生が出演された”あれ”である。
チャンネルを娘にお断りして切り替えた。あ、ビデオをとらなければ。ない!生デープがない!すかさず、娘が「私の使っていいよ。」とテープを差し出してくれた。いいとこあるわい。 さっそく録画ボタンを押した。そういえば私は、録画に弱い。失敗率が高いのだ。一抹の不安がよぎる。 どうも様子がおかしい。この音はチェロではないか。なかなかアナスタシアの美貌が現れないのだ。 娘が言った。「おとうさん、クインテットなんかとってどうするの?」愕然とした。3チャンネルになっている。すぐに5チャンネルに切り替えた。この間、約1分。あー、貴重なインタビューをとり損ねてしまった。 曲にはいった。サラサーテの『チゴイネルワイゼン』 こんなに間近で見ることができるとは、うれしい。もろに生音を聴いているように、リアルにノイズまでわかる。このヴァイオリン、ストラディヴァリ?あめ色に輝いている。改めてCDジャケットを見た。あー、今度のシンフォニーでは、これにサインが入るか!わくわくする。

しかし、ちょっと残念だった部分がないわけでもない。うーん、おそらくお化粧をしていないのだろう。あまりにカメラが近寄りすぎた感がある。肌のすみずみまで写し過ぎだ。私には、アナスタシアの目のさめるような美貌というイメージしかないのだから、そんなに、接近せんでくださいな・・・。
それにしても,K・恵さんには感謝感激だ。このアナスタシアのチケットを手に入れるため、あっちこっちに走ってもらった。どこも終了で、最後に山陽放送まで足を運んで、最後の2枚をゲットしたというのだ。 これをおあつらえと言わずしてなんと言おうか。あれ、言葉が変か。
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