きのう、エキストラで頼まれた敬老会が無事終了した。
いや、無事ということを強調したいのは、じつはその前日のリハーサル?でちょっとトラブルがあったからだ。まあ、こういうことは今後も起こりうるので、ちょっと書いてみたい。
敬老会という催し特有のものかもしれない。バンドの音が大きいということでクレームがついた。クレームという言い方はよくないかもしれない。あちらの担当の方は、ほんとうに悩んだことだろう。それ以上に、取次ぎをして間に入った吹奏楽団の担当者は眠れない夜を過ごしたかもしれない。
公民館の板の間ということもあり、かなりはでに響くのだ。メンバーも思ったに違いない。えー、ちょっとなあ・・・。 指揮者のM氏、ちょっと切れやすい。険悪なムードが漂う。「フルートとかのやさしい曲にしていただけませんか。お年寄りがびっくりするといけませんので・・・。」 しかし、M氏はゆるめない。あー、これはたいへんだ。こういうとき、間に割って入る人が必要だ。要するに調停役。こういう人は、1ランク上の対応ができなければいけない。そういう人が現れる前に、時間切れとなってしまったが。おそらく一晩を置いて、いろいろと協議がされたのだろう。うーん、自分だったらどうするだろう。まず、1時間とは長すぎるので、数曲激しいのをカットするのがよかろう。コンサートではないのだから。
日があけて当日。あー、どうなるんだろう。けっきょく打ち出された対策は、演奏の最初に、全員で歌う『四季の歌』をやって、そこでお年寄りの皆さんは解散、あと、婦人会の人達が演奏を聴くということになった。ほんとうは、最後に歌うことになっていたものだ。
蓋をあけるとどうだろう。『四季の歌』のあと、お帰りのアナウンスをして促したが、だれひとりとして帰ろうとしないのである。それどころか、演奏前から、期待の拍手が鳴った。ほんとうに大丈夫なんだろうか。いきなり派手なマーチをやっても。
婦人会の担当者の心配をよそに、演奏が進むにつれ、だんだんと盛り上がってきた。懐かしい曲では、みんな口ずさんでいる。係りの人が気をきかして、マイクを渡してあげている。よしよし、いい調子だ。ブラスの連中の耳をつんざくハイノートにも、倒れる人は出なかった・・・。M氏の流暢なトークも入り、1時間の演奏はあっという間に過ぎたのであった。
お世話をしたみんなは、ほんとうにほっとしたことだろう。ぐっすり眠れるにちがいない。
人間、いろんな場面で試されることが多い。どう決断して行動するか。 人はこうして成長していくのかと思った。
|