ドアフォンが鳴った。
昼の間に、P電化の人が来て直してくれた。修理代千円なり。最初はあれやこれやとつついていたようだが、結局、原因は私にあったのだ。それは、ドアフォンと電話機をつなぐケーブルに問題があったようだ。ふつう、電話機には2芯のケーブルがつながっているが、ドアフォンとの接続は6芯ケーブルになっている。今回使用したケーブルは、途中をつないだりしたものだが、どうもこれがおかしいらしく、新しいのに交換したら直った。
まあ、いまどき修理代が千円とは頼もしいではないか。修理代というよりは部品代なんだが。今回のケースは故障ではなく、接続ミスということになるからデオデオだったら、出張費をガッポリ取られるところだった。これで次に買う予定のIHジャーの付けをつくってしまったが、地元のお店にも少しは貢献しなければいけないだろう。
古い電話機に戻したことで、内線通話もファックス機よりは自由にできるようになった。ファックス機では、内線で呼び出しても、相手が取るまでは鳴りつづけるが、このデジタル機は、相手が出なくてもスピーカーフォンでしゃべることができる。相手が言っていることもわかる。 これ、どういうときに便利かというとこうである。子供を「ご飯ですよー。」と呼んでもテレビを見ているときなんかは、出ようとしない。そんな時は、テレビの音でわかるので、妻ががなりたてるというわけである。子供も降参してやってくるということになる。もしいなければ、物音がしないのでわかる。
古いタイプがだめかというとそうばかりではないのである。 2,3日前に、学区秋祭りのスタッフの人からステレオアンプをもらった。まだ持って帰ってからよく見ていないが、今使っているアンプよりはグレードも高そうである。重さが違うのでおそらくパワーもあると思う。ツマミ類も豪華だし。
そこで急に思い立った。20年以上前に購入したヤマハのスピーカーがお蔵入りしているのだ。このスピーカー、ヤマハ特有の、高音がしゃんしゃんとよく鳴る。とくにドラムのハイハットやシンバルの音が気持ちよい。しかし、ウーハーのエッジがぼろぼろになって、もう音はまったく出ない状態になっている。捨てずに持っていてよかった。20年ぶりにまた息を吹き返す時がきたのだ。
どうするか。ウーハーのエッジを取り替えるのである。インターネットで調べると、スピーカー修理工房というのがたくさんある。しかし、けっこう値が張る。外国製の高級スピーカーを修理するのがメインのようだ。一個修理すると数万円する。これでは、新品のいいのが買えたりする。まあ、JBLの100万円以上するスピーカーだったら修理して息を吹き返す意味があるだろうが、ちょっと考えてしまう。 さらに検索をしていった。おお、ヒットした。自分で修理する方法が載っているではないか。こういうのは、修理工房なんかは絶対に載せない。そんなことしたら、仕事を失ってしまう。 マニアはいるもんだ。とても親切に写真も豊富だ。 それによると、スピーカーのエッジをセーム革に交換するのだ。私のスピーカーはウレタン製のエッジのため、10年ほどでダメになるようだ。このぼろぼろになったエッジを取り除いて、円周状に切ったセーム革を貼るのである。セーム革といえば、サックスの掃除をする、あのすべすべしたやわらかい子羊の革のことだ。さらにうれしいことに、修理用のキットまで販売されている。通販で3,4千円で購入できる。ということは、5千円もかけずに、20年前のスピーカーが蘇るわけだ。
ほんとうにインターネットは役に立つ。自分ひとりでは絶対にできないことが、全国のマニヤの知識を得ることで成し得るのだから。
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