管理人トシの日記

2003年10月21日(火) 電話機

最近、電話機を変えたが家族から苦情続出。

今までは、デジタル電話機を使用していた。しかし、デジタル方式の電話機は電波の到達が悪く、私の部屋まで届かないのである。それで、しかたなく古いファックス電話機を併用していたが、ひとつ問題がある。デジタル電話機ではファックスを受けることができないし、ファックス電話機に転送することもできないのだ。このためファックスを送ってくれた人には迷惑をかけてしまった。こちらはこちらで、ファックスの取次ぎのため家中を走り回ることになる。

そこで、最新のコードレスファックス電話機を購入したわけだが、メーカー、そして種類、ほんとに数が多い。しかし、こちらが望むタイプとなると、なかなかないのである。欲しい機能はデジタル式のものだったり、ピンポーンというドアフォンが使えなかったり、どうしてこうもちゃらんぽらんなのかと頭にきた。結局、必要な機能がついた物は、シャープのインターネット電話機という、こちらとしては不要な機能のほうが多いタイプとなった。ほんといらないものが多い。コードレススキャナーなんか、いつ使うというのだ。あれやこれやと付けて、値段を吊り上げている。

こんど買ったものは、ファックスも取れるし内線通話もできる。これで電話騒動も解決するかにみえたが、そんなに甘くはなかった。
とにかくとにかく、ノイズが激しい。昔、最初に購入したサンヨーの『てぶらコードるす』もノイズが多く、メーカーを呼んで基板交換したりしたが、そのうち、あちこち故障して廃棄の運命になった。今回のものはその比ではない。聞こえないのである。ザーザー、ガーガーの中で、時おり話し声が聞こえるといった場合もある。どうにかしてくれと家族からの突き上げがくる。

対策として、前のデジタル電話も併用することを考えている。ただ、こうすると、ファックスがきたとき以前と同じように走りまわらなければならなくなる。さらに、私との連絡網が途絶える。ピンポーンが使えるかどうかも心配だ。
もうひとつの手として、ホームテレフォンなるものを導入することも考えられる。しかし、どうもインターネットとの相性が悪いようだ。交換機が必要だし、かなり値が張る。おそらく大蔵省の認可が降りないだろう。

いつも思うのだが、機能が増えるのは結構、でもほんとうにユーザーが必要としている機能を把握しているとはとても思えない。電話に必要な機能というのは、相手の話がきちんと聞こえるということだと思うのだが・・・。

いつも長電話してしまうK・恵さんは、同じヤフーのBBフォンだ。しかし、ときどきノイズのため電話を切らなければならなくなってしまう。激しいノイズのため、もうまったく会話ができなくなる。貴重な会話が中断させられてしまうのだ。その時のメーカーの回答がふるっている。「その時は、電話をやめてください。30分くらいたってからかけなおしてください。」だと。

もう機能追及の開発はやめて、ほんとうにユーザーの側にたった商品を作ってもらいたいと願っている。


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管理人トシ