きのう上田啓二先生からメールが入った。
頭から完全に消えていたコパン発表会の開催についてだった。レッスン会場であるH楽器店が、閉店時間を繰り上げたこともあって岡山でのレッスンが少なくなってしまった。一般の人の参加もほとんどなくなっている。そんなこともあって、先生との交流が減ってしまった。 そんな中でのメールだったので、ちょっと我に返った感じであった。
いつもは秋の部として、10月終わりから11月にかけて開催していたが、こちらの地域祭との兼ね合いもあって、昨年から5月の1回だけになろうかとしている。今年もすでに11月は、上田啓二先生も演奏会で大忙しのようである。今のところ、12月に開催できるかどうかというところである。
開催するとなると、曲探しをしなくてはいけない。はて何にするか。例のごとく無伴奏物か、CDによる伴奏タイプかのどちらかである。しかし、ながいこと、オリジナルのフランス物をやっていないので、たまにはと思ったりもする。いやいや、かねてから考えていた、藤山一郎の歌をやってみようか。しかし、楽譜がない・・・。とにかく伴奏者がいないのは痛い。どうしても曲が限られてしまうからだ。
岡山での発表会の会場は、ずっと、鴨方の健康福祉センターである。場所的にも、費用的にもまずまずだと思っている。料金ということを考えると、地元在住のSさんのおかげだ。なにしろ、地元の人が申し込めば、格安になるシステムとなっているのである。一般的にもそうかもしれない。そしてたいてい空いている。岡山市内では、思った日にちでは取れないであろう。
鴨方というと、この会場の近くに「平喜酒造」という地酒工場がある。ここの『喜平』という酒はなかなかだと思う。というか、ある時、スーパーで試飲会をしていて買ったことがあるというだけだが。今月だったか、ここの酒蔵で日本が誇るジャズ・トランペッター日野皓正の演奏会があったはずだ。最近こういう形での演奏会がはやりのようだ。あちこちで酒蔵コンサートなるものがある。おそらく、アットホーム的な雰囲気と、酒という魅力が、音楽を盛りたててくれるのだろう。

ああ、曲をどうするか。悩みが増えるが、また、楽しいひと時でもある。
|