管理人トシの日記

2003年10月01日(水) ギブソンのギター

先日のグリーン・ハワイアンズの練習に、ウクレレのベテラン0氏がギブソンのギターを持参してきた。

このギター、ちょっとみると古臭いが、音はなかなかのものだ。音の輪郭がはっきりしていて、なによりもパワーがある。フルアコ・ギターというやつだが、ピックアップは付いていない。要するに、アンプにつなぐことはできないタイプである。
傷もいたるところにあるし、年数はかなり経っていると見た。たずねると、古道具屋で購入したとか。お値段は、セルマーに手が届きそう。神戸かどこかだったかな、電話での取引だそうな。まあ、太っ腹で決断するところが、たのもしい。プレーヤーというもの、こまかいことで、ごちゃごちゃ時間を浪費するより、練習に打ち込むことのほうがはるかに価値があることを知っている。

製作年は1946年だそうだ。そういえば、中林淳眞先生が愛用されているギターもこの年代のものである。こちらは云百万のお値段がするが・・・。しかし、手入れは行き届いている。外観はピッカピッカで、傷ひとつなく、レッスンの時も、合間でいつもクロスで撫でていらっしゃる。

アコースティックギターをステージで演奏するとき、一番問題になるのが音の拾い方だ。アコースティックギター用のピックアップマイクを使ってみるが、1万円程度の代物は役にたたない。音は拾うのだが、なんともけったいな音に化けてしまう。
結局、マイクをセットすることになるのだが、これがむずかしいのである。どうしても楽器から離れてしまう。動けば当然そうなってしまうのだが、ミキサーのボリュームを上げると今度はハウリングを起こす。やっかいだ。特に、スチールギター、エレキベースなどと、音量が違いすぎるのが原因だと思うが、なんとかしたい課題である。

今度の例会では、オールド・ギブソンの音で勝負でもするか。バンドのレベルがまだまだなのだ・・・。


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管理人トシ