父の検査結果はステージ4の肺がんだった。 cT4N2M1b、状況は悪いほうから数えて2番めくらい。
そして10/6に入院して抗癌剤治療に入った今日、余命6カ月宣告を受けた。 肺のがんが3倍くらいに大きくなり5センチほどに、背骨も転移が進んでいる。 不幸中の幸いは、脳や他の臓器への転移が認められないことくらいだ。
本人には告げられていないが、医師から父に「家族に話したいことがあるので呼んで欲しい」と、家族呼び出しの要望が伝えられたそうなので、薄々気づいているだろう。
週末にまた会いに行く。 父が父であるように、その尊厳を最期まで維持できるように、できることをすべてやろうと思う。
10/6の入院には付き添ったが、足のむくみがひどく、歩くのが困難になっていた。
父の手を引いて歩いたときに、少し冷たい手を取り、昔は引いてもらった手をこうして引いていきながら、時間の流れを残酷に思った。
父は不安や不満をあまり口に出さない。それが強さなのか、子供の前での意地なのかはよくわからない。けれど、昔から父はそういう人だったし、これからもそういう人として生きていくのだと思う。
父が望むことを兄弟たちとすくい取って、満足する時間をできるだけ長く作っていきたい。
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