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2004年09月29日(水)
休息

入稿日をクリアして、長かった9月も終わりを告げた。

本当に裏目裏目の毎日が続いて、
すべての余裕を使い切ってしまった。

だから今日は休みにした。
雨の降る一日を、何をするわけでもなく。

朝方に近くの川沿いまで出てみて、
振り返って景色を眺めてみたら、
知らない街がそこにあった。

つい先日まで、その川べりを何度も歩いていたのに、
まるで知らない風景がそこにあった。

締め付けられた精神から視野が狭窄して、
思考停止におちいって、
同じことばかりぐるぐるぐると考えて、
自分のたっている場所があまりにも無惨に思えていた。

すべてのしがらみとか、役割とか、そういったものを
すべて捨ててしまって、自分の殻にこもってしまって、
もうこれから先の時間を捨ててしまおうと思っていた。

けれど、あえて立ち止まってみれば、
まだ世界のすべてから拒絶されたわけではないと、
そう感じることができた。

見えた風景は、ただそこにあるいつもの川べり。
8月には、そこで花火をして過ごした場所。
その記憶はもう記号になってしまって、
思い出すこともできない。

時間を取りこぼす存在であっても、
変わらない景色に身をゆだねることはできる。
それが記号ではない記憶になる。おそらくは。