先週の木曜日は仕事を休んだ。 家で寝ている自分も、外で働いている自分も、 どちらも現実感がわかないまま。 その日は倒れているほうを選んだ。
金曜日は仕事に戻った。 いいかげんタイムリミットだった。 自分に動けと言い聞かせて家を出る。 そうすれば後は勝手に身体が動いてくれる。
ここのところ調子は6割程度というところか。 落ちきった木曜日が2割程度だったと思う。
金曜日は友人から誘われて飲みに行った。 けれど度を過ぎないようにしていたら、 あまり飲んだ気がしなかった。 楽しい気分をとどめてしまうのは損だと、後で感じた。
土曜日の夜は眠れなかった。 わけもわからずに暴力的な、自暴自棄な気分が襲ってきた。 大声で叫びたくなり、刃物を手に取りたくなる自分をこらえて、 レキソタンを3錠飲み込み眠りについた。
日曜日は半日以上、眠っていた。 最近の眠りはいつも不意にやってくる。
月曜日に仕事で東北へ行った。 いつもなら外を眺めて心を馳せるのに、 木々を見ても、青々とした田んぼを見ても、 単に過ぎ去る映像のようにしか見えなかった。
この現実感の薄さは何なのだろう。 一日の始まりと終わりに感じる「動かない日常」の感覚。 何にも期待しておらず、変わらないことに失望する毎日。 そして変わらないことに安堵する皮肉。
心を動かしてしまうと、歯止めがきかなくなりそうで怖い。 自分の心にフタをして、外からようやく守れるようになったのに。
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