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2003年07月02日(水)
この先にあるものは何か教えて欲しい

「もし魔法が使えたら、どうしますか?」と先生は言った。
「時間を止めてしまうか、自分を消してしまいます」と僕は答えた。

昨日の診療のことは、それくらいしか思い出せない。
そのときの先生の表情や、ペンを走らせる姿は思い出せるのに、
何を話したかは、もうおぼろげになってしまっている。

不安や罪悪感がないまぜになり、レキソタンを飲み込む。
そしてがくりと眠りについてしまう。
今日は何にもできなかった。

上司と少し相談をした。
話を聞いてもらえるのは、助かる。
けれどうまく伝えられないのがもどかしい。
とりあえず、今月を乗り切ってから、身の振り方を相談しようと思う。

自分の存在を希薄に感じる。
気を抜けば、指先からくずれて消えてしまいそう。
希死願望は古傷のように、折りにつけ痛み出す。
もう何もかもがイヤになってきた。