栗戸くらの日記

2006年05月21日(日) ハリポタと謎のプリンス2段階感想

今日の功名が辻感想。

兵糧攻めにあいたくねぇ。
以上。




「ハリーポッターと謎の王子」の2段階感想。

■ネタバレしない程度編。

「不死鳥の騎士団」に比べて、ハリーがキレることもなく、比較的落ち着いていたので、ストレス無く読めました。
今までの話のように、謎と伏線が絡み合って……という展開ではありません(ちょっとはあるけど、本筋ではない)
クライマックスへ向けての上り階段といったところです。読めば次の巻が気になること間違いなし。
面白かったです。

■ネタバレしまくり編。未読の人は絶対スクロールしたらダメ。










ダンブルドアはいつか死ぬとは思ってたけど、この巻で死ぬとは思ってなかったよ!
しかもスネイプの手で!?あひゃー!
以前どっかのハリポタのギャグ小説扱ってるサイトで、ダンブルドア×スネイプとかいう面白い女性向け小説(あくまでギャグネタでしたが愛に溢れた内容だった(笑))読んだことあるんだけど、あのサイトマスターの心中やいかに!?と、ダンブルドア死亡シーン見て一番最初に考えました。アホか私は。

んで、混血のプリンスはスネイプ先生でした。
真面目に教科書に色々なカキコをしていた少年が、人を傷つける魔法を編み出すようになった心の過程を考えると切ないところです。

ハリーがジニーとくっついて安心したり、トンクスに迫られるルーピンに萌えたり(幸せになって欲しい)、ビルの件でショックを受けたり(フラーの愛が本物ってことは判ったけど、イケメンだっただけに可哀想過ぎる。ムーディーみたいな顔ってへこむよそりゃ!!(泣))色々ありましたが、読み終わって思った事は、「これ、次の巻で本当に終われるのか…?」


はーい、それでは最終巻を大予想。妄想だらけです。

結論を言うと、スネイプはダンブルドアを裏切ってないのよ。
ダンブルドアが「お願いじゃ…」と弱々しげに頼んでたのは「お願いじゃ、わしを殺してくれ…!」ってことだったのよな、きっと。
スネイプが憎憎しげに校長を睨んでたのは、殺すのが嫌なのにんなことをお願いしてくる校長への怒りと悲しみってやつです。
ダンブルドアを殺すことで、スネイプはヴォル様からの厚い信頼をゲットする。んで安心して背中を預けるヴォル様を後ろからスネイプがバキューン(何故に銃)という作戦です、うん。
あと私の趣味で申し訳ないけど、スネイプがヴォルを裏切った理由が、リリーが自分のせいで死んでしまったことを悔やんで……だったらええな。
スネイプはリリーのことを好きだったのよ。
リリーと結婚したジェームスをますます嫌いになって、親父に生き写しのハリーも見るだけで嫌いなわけで、でもリリーの子供だから我輩は助けてやらねばなるまいとか思ってるんですよ。あぁ、愛だわ。

ヴォルへの最終的な止めはハリーが刺すんだろうね。
そのお膳立ての過程か何かで、スネイプは死ぬ事になりそうです。

これが本当だったら、ハリーよりもスネイプの方がキャラとしてはドラマチックだし美味しいな。


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