2010年08月01日(日)
8/1は水の日です


 これだけは
 8/1は「水の日」です(ついったで教えてもらいました!)

 そして個人的な話ながら、本日ワタクシ誕生日でした。35年生きてきて今日が「水の日」と初めて知りました。もう勝手にネタだと喜んでおります(ネタで、か)


 あとマリーノもお誕生日ですおめでとー!
 ほんと今季は星組さんに縁がないのですが、いつでも思っているよー!




 ひっぱっててすみません。大劇場ラストディメモ続き、です(そして今回も終わってません、んんんん!)


 レポではなくて、ほんとメモ、いつもの歌劇詩壇ですよー。


[千秋楽辺りメモ:ロックオンに揺さぶられまくった私の話(お前のか)]

・というわけで(前エントリ参照)、芝居はやっぱりロジェ=ミズナツキとして観ていたのですが、ショーはやっぱりそのまんま「ミズナツキ」じゃないですか……芝居の時は涙ぐむ程度だったのにショーが始まったとたんラ・号泣!(……)(……)びびびっくりした(自分で驚かないで)誰私の涙腺踏んづけたの!(ひとのせいにしないで)。

・またこれが変なタイミングでスイッチ入っちゃうんですよね(笑)。正直、泣いていたのに「何が」も「どこが」もなくて、ただあの大劇場という空間にミズナツキがいること自体が、空間が全てミズナツキで満たされていることが、それだけが奇跡のようで、それに立ち会っていることのすごさ、私の大好きな人はこんなにすごい人なんですよー!!と叫びたいような。なんか、そんな気持ち。

・あの空間感はやっぱり特別でした。東宝のラストともまた違うんだろうなぁ……。ナツキさんが記者会見で「大劇場が狭く感じた」って言っていたけれど、確かにそういうものを感じました。

・プロローグのから大盛り上がりで、「ロックオン!!(暗転)」で終わっても鳴り止まない拍手、歓声。照明がついて鳴り止まない拍手に対して、ナツキさんが右手を胸の辺りに持っていくしぐさをして、それが「うけっとった」とか「心に刻んだ」っていう風に見えて、なんか嬉しかったです。舞台と客席が一体になる瞬間って言うのかな……。

・書こうかどうか迷ったのですが、大楽のオペラ座の場面で、ナツキさんが変に足を捻ったところがあって(私はそう見えたのですが、ほかで「手を突いて転んでいた」ともあった)、もう相当ヒヤッとしました。これは経験あるからわかるんですけれど、そういう予兆があるだけで、その後の動作がすべて「え?大丈夫?」「やっぱりなんかおかしい?」と思えてしまって、どんどん悪循環になってしまう、あれ(あれ、と言われても)。でもナツキさんは何をしてもどんなことをしても絶対に舞台を止めることはしない、とも信じていた。幕は絶対に下りない、だから大丈夫。最後の最後にそう言った意味でも揺さぶられました(笑)。でもそれも途中からだんだん気にならななくなっていった、というかそれを忘れさせるほど、最後の舞台は本当に研ぎ澄まされて、どんどんひきこまれていって……。

・実態は本人も挨拶で「最後の最後なのにやってしまいました(テヘ)」と軽く言っていたので、大丈夫だったのですが。本当に茶会で言った通り「平常心で、でも何かあっても私らしいと思ってください」だったよ……でも、それも思い出、かな(笑)。

・まあそんな重い話はおいといて!楽アドリブ報告!(笑)
 「客席参加の時間がやってまいりました」(だったかな?)ばらばら言い出す客席に「せーの」でワンモアタイムを言わせた後「言っちゃった、それ言っちゃったら終わっちゃうじゃん!」(ちょ、言わせたのあなた)(笑)。ここから客席から「水さんステキー」とあがるナツキコール。それに「ん?もっとないの?」と客席を煽って、散々叫ばせて「え?チギがカッコいい?わかってるって!」「え?キムさん素敵?知ってるって!」とコールの聞き間違いをわざとやってのけてから、「もーしょうがないなぁ!ワンモアターイム!」もうひっぱったひっぱった(笑)。シメの言葉は「雪組最高!」

・で、大変問題な事に、なんと大楽なのに「ラテン」だったんですよね…(ラスト土日月と全部ラテンだった事に……)私はてっきり幕があがったらサプライズで真波さんが混ざっていると信じていたよ……。

・結局どの場面でもゴーゴー泣いていたような…(あ、また話が重くなった)。でも月の王の場面でサマーカット(髪が絡まないようにカットを工夫してた)(笑)を施して見られなくなった、オネエヅラ直し(伝わるかな、左手でさらっと左の辺りの髪を撫でる感じ)が大楽で見られて「キタ!」とも思ってました(そういう余裕はあるんだ)(ええまあ)。

・最後のパレードの歌詞がすごく素敵だと思うのです。なんか、あれがタカラヅカの全てのような気すらする。そして最後にナツキさんが「この思いだけで、この胸張り裂け」で、一気にぐわっときます。本当にそういう「思い」というか「気持ち」だけで出来ているなぁと思うのです。生徒の気持ち、スタッフの気持ち、ファンの気持ち。不確かで、目に見えなくて、でも確かにそこにあるもの。

・うわー、全然ショーの話になってないな(笑)。




[千秋楽辺りメモ:サヨナラショーの話]

・とりあえず概要
 階段板付きで「最後のダンス」、黒天使つき(うっかりみなこもまざってたよ!)(そこか) ↓
 ナツキさん銀橋で「愛との死の輪舞」
 ↓
 白いドレスの娘役ちゃんに囲まれてロミオの「世紀末の詩」「愛のテーマ」
 ↓
 みなこが出てきてロシブルの「別れの言葉」。「ダスヴィダーニャ」で上下花道にはけるとこまで一緒(ちょ!こんなに早くエンドロール!)(と、驚いた)
 ↓
 キムの「AQUAの地球」
 ↓
 ナツキさんせりあがってきて、組子たちと一緒にカラマーゾフのプロローグ(セットはオペラ座の、妙にあってた)
 ↓
 ソロモンの海の場面のコンテンポラリーダンス。ハマコ先生のとこの歌は圭子さん。
 ↓
 マリポーサの花の終幕の場面(ちゃんと花が舞台上に用意されていた)、主要男役との絡みあり(コマとガッツリ握手をしていたのが印象的)
 ↓
 ナツキさん以外の退団者でリオのプロローグ(みなこのソロ部分)、真波さん、彩夏君、おふじまでソロだったかな…
 ↓
 ナツキさん客席登場で「右ー左ーしたうえー!」(笑)
 (ちなみにぽんぽん使用は、事前にキャトルで告知されてました)(つうかサヨナラショーで使うからよろしくね!と在庫売ってた)(さらに前楽では幕間にキャトルのお姉さんが手売りしていた)(楽は2階席だったので、わかんなかったけど売ってたのかしら?)
 ↓
 ナツキさんが残って「灰の水曜日」。本舞台に戻って、せりあがりつつ、幕が下りて、終幕。


・……実は、正直に言ってしまうと、前楽を見た時点ではうっかりおもしろくなっちゃったんですよね…(ええ?)いや、前楽のナツキさんのトークがおもしろかったってのもあるんだけど!(笑)なんかめまぐるしい展開に、ちょっとおかしくなってきたというか、脳内麻薬でちゃったというか。だってカラマーゾフの曲でせりあがってきたネロ先輩コスなんだよ?笑うとこじゃないの?あと「右ー左ーしたうえー!」の後の「灰の水曜日」への流れがちょっと強引で笑ったというか……。

・もうひとつ、すごく微妙に思ってしまったのが、これ「再演」ではないよね……、と。ネロ先輩が入ったのは嬉しかったんだけど、ネロ先輩じゃない、って思っちゃったんだよね……ううん、役への思い入れが強すぎる、私?

・あと、最後が組子に見送られて……ではなかったのも、寂しかったんですよね。そりゃ、本編でそういう場面があるし、「右ー左ーしたうえー!」で盛り上がったけれど(笑)。
 「愛した人はもういない(ソロモン)」「悲しみは耐えられる、痛みにも慣れていく(マリポーサ)」そして、最後が「灰の水曜日」。最後の最後にこの曲をもってきたのも、すごく辛くなってしまったんですよね……思い入れが、なまなましいというか。ラストが「ひとり」だったのが、なんかね……。

・そんな微妙で、でもオモシロ判定もしてしまった前楽(笑)。でも楽の時に芝居で「ロジェ=ミズナツキ」と思った同じ文脈で、これは「再演じゃなくていいんだ」とすんなりハラ落ちしたというか。ミズナツキとして観なくてもいい、ネロとして観なくていい、だってどっちも同じだもの。

・あと、ラストが「ひとり」だった件は前楽の後にトモダチにメールしたら「ミズナツキが最後に大劇場を埋める瞬間だね」と言われて、あー、そーうーだーなー、と。

・そんなこんなで、大楽はすっきりと見れました。まあ、贅沢ですよね……すみません。でもほんと前楽の時はわたわたしすぎちゃったのよ(笑)。

・そんなこんなでサヨナラショーの感想(ようやくか)。

・前楽のショーでは、まさかのマイクミスでみなこの歌が入らなかったんですよね(みなこが唯一歌っているとこなのに!)でもそこで、ナツキさんがフォローするように手を繋いでわたるところをぐっと腰を抱いてぴったり寄り添ったまま(みなこの声が自分のマイクに入るように)歩いていって、その後もできるだけ寄り添って……萌えた……

・サヨナラショーで印象的だったのが、ロミオで。私は当時を観ていないから、逆に新鮮で。で、きっと当時を観たひとからはやっぱりこれも「再演」にはならなかったかなぁとは思うのですが。でも実にいいロミオでした。恋する喜びっていうか、溢れてしまうあったかさがぶわっとひろがるような。言ってしまえばミズミズしさ(笑)、もっと正直に言うと若さとか、当時と比べられないと思うのですが、でも今だからできるロミオだなぁと。ほんと、あったかいなぁと思ったのです。当時のロミオが真っ白なシーツの白さならば、サヨナラショーのロミオは木綿というか、リネンというか、アイボリーのような、色合い、柔らかさ……うん、なにこのドリーム入った文章は(気にするな、そういう仕様だ)。

・選曲で驚いたのは、↑でも言った「灰の水曜日」もそうですが、ソロモンのコンテンポラリーダンスが入ったのが。あの「ぴちょん」という音が入った瞬間震えがきた……っ

・全体的に、ナツキさんがやりたいことを盛り込んだな、と。雪組中心で、どうしてもはずせないのが「ロミオ」と。エリザベートから2曲入ったのはちょっと驚いた。でも私、トートはナツキ担になる前だったから、これもやっぱり新鮮で。

・そう思うと不思議なもので、実際に公演を見ているものより、観てなかったものの方が印象に残ったかな……というか印象の残り方が違ったなぁと。やっぱり実際に観ているものは、どうしても思い入れが強くなっちゃうしね。そう思うと、私的には重くなりすぎず、すごくバランスがよかったかな、と今にしてみると思います(新参ファンの感想ですみま、せん…)。






 おおおおおわらんかった!(愕然)

 前楽のオモシロトークと、楽挨拶の諸々は、また後日…って、もう、需要ないよ、ね?



 たいした文章量じゃないんですが、なかなか書き進まないのは、私自身がこれを書き上げるのをためらっているのかな、と思うほど(笑)。



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