| 2009年11月06日(金) | ||
| ちょっとだけもらえるもの | ||
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週末のこの時間が一番たのしいです。 明日は早起きしなくていいのよー! すべてが後追いになっていますが、書きたいものは書く! [星組メモ:コインブラメモ] ・稽古場映像、舞台映像を見て芝居としておもしろそう!と期待していったのですが、違う方向におもしろかったです。なんか芝居としては「ふるきよきタカラヅカ(オチないよ!)」で。全般的に「みんな正直者すぎ」「みんな秘密なのに周知しすぎ」な芝居だったなぁ、と(笑)。 しかし最後のイネスの愛想尽かし(違)にはびっくりしました。あそこまで引っ張っておきながら「ミランダがかわいそうだから」「コンスタンサがかわいそうだから」って他人本位な理由だけで!てっきり私は「実は兄妹だった」「実は男だった」かとばっかり思っていたのですが(それぐらいじゃないとオチないじゃん!)(だからオチなどないのだよ)(笑)。 実際、公平先生的にペドロとイネスの物語を宝塚歌劇として昇華するために、ああもっていくしかなかったのだろうな、と。原典の死別をああとしか置き換えられなかったというか(えらそうに言っていますが原典はさくっとぐぐっただけの知識)(笑)。 でも原典通りやってもおもしろかったかもなぁ。イネスを喪ってからのペドロの狂気と正常。イネスを王妃と認めさせる為に、死んで腐敗したイネスの身体を玉座に座らせ冠をいただき、臣下にその手に口付けさせた、ってのも、イネスを幽霊とかに置き換えちゃえばできるよね、とかまあこれは完全な余談。 でも別方向でおもしろかった、というのは、今の星組キャラクター図鑑的に非常に興味深かったな、と。宝塚らしい雰囲気も満喫できたし、なんだかんだで今の星組にあった演目だったな、と。芝居としてというより、興業としておもしろかったです。 以下、メモ。 ・ついったーにも書きましたが、あまおともみコントが神がかってました。もうどっかに正式報告あがってると思うのですが、とりあえず私のうろ覚え記憶でメモっておきます。トウコさんとコムさん観劇で 「蘭の花のように美しいひとだ」 「朝の海がひかるように美しいひとだ」 「私の船に乗りませんか?いい船なので酔ったりしませんよ」 「でも僕はあなたがたに酔っていますが!」 「一緒に航海しましょう「後悔」はさせまんから」 「ちょっとなにナンパしているんですか!」 「いえいえ、私の船は難破しませんよ」 最後に二人で「アビヤント!」と。とにかく間とかがすばらしくてね!惚れなおした!(どっちも!) ・大輝真琴君がほんとうにいやになるぐらい大真みらんでな……。あの芝居と、鰯屋モブのエロさに釘付けです。たぶんあいつが頭髪の乱れを直してきた時が、私が堕ちる時だと思います。……助けてガッツさん!(ガッツさん関係ない)。 ・真風がすごいよくなっていてね。いやあ成長早い!このまま王道を歩いていってほしいなぁ。星組男子は脇が元気でなかなかど真ん中が育たない組風だと思うので(でもそこが好きなのですが)。 ・ここ数作汐月君に注目しているのですが、なんか前よりもイケメンになってきた。あれ、もっともっさりしていたイメージなんですが(笑)。彼へのファーストインプレッションは、スカピン新公の靴屋のシモン(本役:美城れん)です。あの子うまい!誰!となったのです。 ・美城君がすごいアルバイトしていたなぁ。要所要所でしめてくれる、ほんと得難い「やくしゃ」だなぁ。 ・涼さんはやっぱり素敵だなぁと。フィナーレで久しぶりに涼さんのリーゼントを見て、うっとりしていました。あの御大との相性がすごくよかった。なんだろう、ノーブルだから? ・フィナーレが秀逸でした。久しぶりに澄夫ショー。ものすごく印象に残ったのが、涼さんが従えて踊っていた四人口が美城・汐月・美弥・碧海という。なんて堅実なセレクト!いい星男たちです。碧海君のダンスはなんかドラマがあっていいなぁと、こちらもうっとり。 ・フィナーレのアヲノがひっつめがみで綺麗に出れているのを見て、もういつ嫁にやってもいいと思いました(ほんとは出したくないけれど)。綺麗になった、綺麗になった。キリヤさん、月担のみなさん、ほんとよろしくお願いします。 ・そのアヲノがミランダで出てきたとき「なんかでっかいのでてきた!」「なんか強そうなの出てきた!」と震撼。おんぶで飛び乗った時にはもうほんとでっかい秋田犬が自分の大きさ省みずご主人様にじゃれていて、ご主人さま骨折!みたいな!(笑)。そんなアヲノが大好きです。 今月の歌劇のかあさんのえと文にあった、くみちょの誕生日話がとてもいい話でした。 |
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