| 2009年11月02日(月) | ||
| じゃあハーゲンダッツ代と思うことにします | ||
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こっちにも書いておこう NHK−FM 今日は一日タカラヅカ三昧 一日中テーマに沿った音楽をかけまくる番組です。私の中では年末にやる「みんなのうた三昧」でおなじみの(笑)番組。流石に十時間聞き続けられないだろうけれど、気軽にBGMとして流して聞き流したいなぁと思います(うちにいるかな?) [伝書鳩返し] ・>最近小郷さんとの間でいちじょうさんの話が >たくさん出てるなーと思ったら、 >ガッツ堕ち宣言。 >まひろさんのときと同じですね。 あ、いやそう言われるとちょっと尻込みするんですが(笑)。ほらまひろの時は宣言した後にアレでアレでああだったじゃないですか……(実は今もすごく気にしてるのですよ)(……)。でも好きになったので、これからイジっていく気満々です。早く逃げてガッツさん(笑)。 ・>壮茶報告をー!と思ったら、参加されていて安心しました(笑) お気遣いありがとうございますー。ほんと今回久しぶりに参加してやっぱり大好きだな!と思いました。ほんと茶会面白かったですよねー。 茶会録は現在検閲中です(聞かれてない待たれてない)(笑)。 [オータカメモ] 昨日は日本女子大学付属高校の文化祭に行ってきました。エダマメさんオススメの「OH TAKARAZUKA」を観る為に。詳細はエダマメさんち参照してもらうのが一番早いのですが、平たく言うと女子高生がやるタカラヅカもどき劇団です。 正直言うと、そうは言っても女子高生の部活動だしな、と思っていたのですが(すまん)、これがハンパなかった!とにかく本気、ガチでタカラヅカ!衣装もメイクも羽根も本気です。 もちろん男役十年の本家に敵う訳はなく、実際一年生(男役歴実質半年)は、まあそれなりの出来なんですが、それを補うほどのまんなかの濃さ(笑)。女子高の普通の講堂なのに、なぜかエプロンステージがあって、そこにサクラ(OGとか同級生とか)を張り付かせて盛り上げて、まんなかの濃さで色々ごまかして(誉め言葉)、確かにもどきだけれど、彼女らはそれをカバーする演出方法を知っているなぁと、ひどく感心してしまいました。 今年のトップ男役(三年生)が、ほんとすごくて腰砕けました。目線のやりかたがハンパない、常に2階席を見やり、目を見開き、白めにライト当てて、自分のキメ顔知っているって感じでバシバシきざるんですよ。一番震撼したのが、そんな風に、キメ顔連発で、ずーっと2階席を見やっていたのが、曲の終わりですっと下向いて、足元にたむろすサクラにぱっと投げキス……すげえ。常に第3の目ひらいていたね、彼(笑)。トップの娘役ちゃんも、非常にパンチの効いた人で、バシバシキメてて非常に好みでした(顔はふー様似)。ほんともう全てを通して「これは濃い」(政策秘書口調)。 大道具はほどんどなく、全ツみたいな階段のみ。歌は歌わず(公演CD流して)口パクで対応。毎年、プロローグとフィナーレはその年に本家でやったショーなのですが(今年はアパショナードでした)、ショーの中身はいろんなショーのつぎはぎになってます。私がわかっただけでもテンプテーションとか、華麗なる千拍子とか、LUCKY STARとか、ネオダンディズムとか。一番びびったのはミロワールの黒燕尾が再現されたことです(これAQUA5さんですやん!)(でも結構見れたよ)。あと、まさかのパタゴニア(笑)。リフトもあったし、もうほんと口開きっぱなしでした。 で、観たのがちょうど大楽(笑)だったので、これで三年生は退団という事でパレードで、舞台前から花束やらプレゼントやら沢山貰って。結果、トップさんが巨大なリラックマを持ったまま挨拶するという奇妙な光景が(笑)。そして退団式(サヨナラショー)もついていて、最後のあいさつ。途端に「おんなのこ」に戻る彼女らに、そうだったこの人たち女子高生だったと思い出す(笑)。 同じ学年を同期といい、三年生になったら退団。本当にタカラヅカの縮図だったなぁ。 後々考えてみると、彼女らの終着点というのは、ただこの舞台だけなんですよね?高校演劇連盟主催の大会に出れるわけでもなく(出ようと思えば出れるのかなぁ、一応上演時間(高校演劇は60分の上限があります)はクリアしているけれど)、他にないから他と比べられて評価されることもない。学生時代って基本「成績」という相対評価の世界じゃないですか(それがひとつのものさし、ひとつの価値というか、それに競うことが学生の本分というか)。もちろんオータカ(略称)の中ではそういう競争もあるだろうけれど、対外的な評価は得にくいというか。それなのに、なんの妥協もなく本気でこの舞台にかけている、その想いにちょっと泣きそうになりました。 言ってみればもどき劇団だし、拙い面も沢山あります。でもそれを補ってあまりあるものがあの空間に溢れていました。上手くいえないけれど、なんというかほんといいもん見せてもらった!という感じです。楽しかったー。 |
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