2009年05月29日(金)
いつかは殿方、みつばちがこの私さらうでしょう


 久しぶりに営業がきたので「最近手ごたえ感じないので今の客先やめたいです」とゆったら「(このご時世に)ぜいたくだ」と即答されました。まあその通りだな、うん。



[伝書鳩返し]

・>だいぶ前からコチラにお邪魔させていただいてるので、
 >六実さんが水さんにハマっていく経過を見ていました(笑)。
 >そしてまさに今私自身、同じ現象を辿っています。
 >自分のここ最近のハマり具合を、どこかで見た覚えがあると思ったら。
 >私もオフなんて関係ない!と思っていたのに、

 なんかもう、逆らえない神の見えざる手が働いてるしか思えないですよね、わかります。思わぬところで共感いただけて嬉しいです。やー、もう開き直っておきましょうか!
 本当に自分でも「何故?」と思うのですが、それでもその経過を経ていまここにいる自分が幸せだなぁとは思うので(本当に開き直った三十路って怖い)。
 お互いにがんばりましょう。
 (ちなみにオクトーバーフェストは今日も行ってきました)(ええ?)


・>ユミコ茶お気に召したようでなによりです。
 >今回は全然チカユミポイントがなくって、
 >やっぱりユミコ本調子じゃないわーとか思ったんですが(ものさしがそれ?)
 >早くAQUA5コンのみになってベッタリ出来ればいいねと思う次第(苦笑)

 そうなんです、私もあの会場に紛れ込んでおりました。だってモテ期なんですもの!
 私も聞いていたほどチカチカゆってないなぁと思いましたが「チカさんに足の甲をマッサージされる」で割と満腹でした(笑)。
 というわけでナツキ茶レポがんばりましたー。
 後で答え合わせさせていただきたいと思います(真顔)。



 あと茶会メモ指摘ありがとうございました!(修正しました)。
 それとヤノさんからナツキさんの画像提供してもらったのでぺたっとリンク貼らせてもらいました。ありがとうございますー!




 さて、かねてよりやるやるゆってましたとなみず語りです。
 ドリーム過多、でも全部本気で思っている事です。



[となみずに捧げるマシンガン]


 となみずが、好きだ。


 とはいえ、となみずがコンビを組むと知ったとき、ちょっとピンとこなかったのも事実です。っていうか当時のナツキさんには全然ピンと来ていなかったっていうほうが正しいか(笑)。
 あの時はとにかく「となあす」が浮かばれた事に安堵したほうが強かったです。「とうあす」が実現したことと、星組の姫だったとなみが専科に行ったりとかしなかったことと。まあピンとこなかった件については「そうはいっても劇団のトップコンビかけざんスキルは半端ねえ」と常に思っているのであまり心配はしてなかったんですが。
 いやしかし思い返すにつれ当時の私はミズナツキさん自体がまったくのノーマークだった訳でして。となみずのとなの事は思ってもとなみずのみずのことはなんとも思わなかったわけで……っ(笑)。

 それでお披露目のエリザが私にとっての初となみずだったのですが、「ほんとにタイトルロールがエリザベートだ!」「これタカラヅカのエリザベートじゃない!」と言う衝撃が強かったので、コンビ判定には至りませんでした。
 その後どこからともなく衝撃的にミズナツキさんに墜ちた経緯はマシンガンに書いてある通りなのですが、それで秋の全ツはその勢いできゃっきゃしていた為(注:三十路が使っていい擬音ではない)、これまたコンビ判定はできませんでした。

 そんな風に2007年時点の私のとなみず判定は可も無く不可もなく、だったのですが、ナツキ墜ちした当時、鬼のように見ていた中日版ジョイフルの、となみずデュエットが映像で見てもなんだか違和感だったんですよね。すごく大人っぽい雰囲気で踊っているんですが、となみが思ったより色っぽくないし、ナツキさんは自分の中にはいっちゃっている感じだし、ちょっとふたりちぐはぐ?……あ、あれ?もしかしたらこの二人相性悪いのかなぁと……。

 そんな私の危惧を払拭してくれたのが君愛でした。
 そっかー!となみずには「カワイイ」でいいんだー!(目ウロコ)。
 何度か言っていますが、となみはあのビジュアルとコレまでの戦歴(御大の女という称号、後宮3000人の美女を収納できる愛の広場を持つワタさんの嫁)から、ものすごく格の高い女な訳ですが、その本質はコドモみたいな「カワイイ」人だと思っています。中日ジョイフルのナウオンもみたのですが「課題は常に女らしさと色っぽさ」「水さんの色気を分けてほしい」とゆっていたし。実際はそんなに大人っぽい娘役って訳じゃないよなぁと。
 そしてミズナツキさんの本質もまた「カワイイ」だと思うんですよね(ここはナパームスクエアなので反論は受け付けません)(笑)。だってあの人乙男だもの。そんなとなみとナツキさんに「カワイイ」をぶつけたキムシン。カワイイものとカワイイものにカワイイお話、そんなのカワイイに決まっているじゃないか!なんだこのカップルちょう幸せだな!とここにきてようやくとなみずが開眼したのです。ほんとあの時期に敢えてとなみず(オフィシャルイメージは大人っぽい)(多分)に「カワイイ」を振ったキムシンは神だと思っています。


 そんなわけで無事(笑)となみず萌えがはじまって、その後の全ツ。ミロワールで組んでいる二人が東宝版とくらべてやけにしっぽりしているように思ったのです。私はそれを見て「ああ、ようやく夜の主導権争いが終わったのだな」と思いました(ええ?)。ちなみに当時のマシンガンでは「なんというかずっとさぐりあっていたお互いの性癖お互いにつかんだっぽいなぁと思ったんです……」。はい、じゃあここ説明しておきます。

<反転>

 要するに、となみは君愛で散々ナツキさんを(マルキーズがジョルジュを)殴ったことにより、自分の夫が実はドMでちょっとぐらいぶっても平気、いっそその方が気持ちいい、という事にようやく気付いた訳です。そしてナツキさんもようやく自分の嫁に自分のイイトコロとその加減を伝えることが出来たというか。SとMの供給関係がなりたったというか。ちなみに主導権を握ったのはSのとなみではなくMのナツキさんです。SMの関係は、実はMの方がSを支配している(自分好みに攻めさせるために)と言います。となみずの力関係は正にそれかと。Mが「俺の、女王様」の調教を終えたという訳ですよ!よ!よ!

 敢えて「みずとな」じゃなくて「となみず」表記なのは語呂のよさもあるのですが、その関係性を示したいからです。割と初期のころから(ナツキさんの属性:ドM故に)となみずをDVコンビと呼んでいたのですが、それ、全く間違っていなかったなと。
 という訳でとなみは是非、次期ヨメにその辺を申し送りしていただきたく……っ!その男役はちょっとぐらい痛いほうがいい、ということをみなこに教えていただきたく……っ!(でもみなこはああ見えてSではないし攻でもないので、そこのところどう出てくるかなぁと気になっています)。

</反転>

 ……すみません、でもこれ全部好意ベースの誉め言葉ですから!(ええ?)なんというか最初はピンとこなかったとなみずのそんな関係性が見えたことで一気に萌えたというか。いや本来なら主演男役(攻)×主演娘役(受)が正しいわけです。でも実はこの二人の本質は逆で、でも逆だからこそ互いに補完し合っているのだと、そういう萌えなんです……。
 そんなとなみずの最後の作品が、となみにしてもナツキさんにしてもぐるりと回って本質に近い役柄をやっているように思えます。原点に帰っているような。最初は大人っぽいと思われたコンビだったのに、最後は「カワイイ」のがとなみずクオリティ。ロリータがピンクディエゴを殴っているところがとなみずの本質なんだと思っています(真顔)。



[となみずに捧げる卒業文集]

 そんなとなみが先に卒業するということで、ナツキさんが数々の媒体で残しているコメントについていくつか。
 ネタとしてイジるのは「一緒にお披露目するから一緒にやめると思ってたのにぃ!」とめそめそしているところなんですが(茶会でも歌劇でもゆってた)(笑)。マジ視線で触れると、ナツキさんがムラの茶会で言った「となみが自分の傍にいてくれることが私が男役として輝くためのとびっきりのツールだった(意訳)」と歌劇の「(となみとの舞台が)私を構成する一部になりました」です。わ、私の一部……っ!萌えを越えてものすごい事を聞いた気がするのは私だけでしょうか。それを聞いて、となみずのキーワードは「同一」だったんじゃないかと思ったんです。似ているから、近いから「同一」じゃなくて、逆だから、違うから二人はひとつだった。ひとつになれていた。これはミズナツキさんが受身の男役というのも大きいかと思います(これはいずれちゃんと言語化します)。

 なかなか言えない台詞だと思います「私を構成する一部」だなんて。


 今回のフィナーレの、踊るとなみを男役が見送る場面。今散り行く大輪の花を皆で愛で、見守り、いとおしむ。残されたわずかな時間を惜しんでいる。テル(ちぎ)→ひろみ→キム→ユミコ氏、とそんな物語が透けて見えました(特にユミコ氏の兄属性全開のあのやさしいまなざしと来たら)。ところがナツキさんとは一転して激しい振り付けになるじゃないですか。曲調に合わせているだけ、と言われればそれまでなのですが、私は↑から転じて「散る花よ、共に散ろう」という激しいまでの切なさを感じます。「私を構成する一部」なのだから。散ってしまうことを惜しむのではなく、自ら散らす。そしてそのナツキさんの想いにとなみが答えるわけです。激しく激しく、最後のひとひらまで。


 あなたとわたしはひとつだったのだから
 そしてあなたの花びらに埋もれて、
 わたしはしばしの眠りにつく。


 そういうSSです(ええー?)。
 鮮やかなピンクの花弁に埋もれて眠るナツキさん。そんな画像が浮かびました。

 最後だから、もっとゆめゆめしい幸せなデュエットという選択肢もあったはずです。けれども敢えてこのデュエットでよかったと思っています。いちばん「となみず」を表していると思ったのです。中日映像を見てなんか違和感を感じたとなみずデュエットがここまで完成された、いっそ「となみず」が完成されたと思っています。

 そんなとなみずが大好きです。

 ナツキさんのそばにとなみがいてくれてうれしかった。ありがとうとなみ。大いなる感謝(ワカンタンカ)を込めて、このうっとおしいトークを締めます。
 ほんとなんかいろいろすみません(あやまればいいってもんじゃない)。


 それで今回のタイトルはとなみがドリキンのファニーローズで歌っていた歌詞です。つい先日、スカステニュースでとなみ名場面集を見てここが流れていたのですが「!!となみずフラグ立ってた!!」……もうほんとなんかいろいろすみません(あやまればいいってもんじゃない)。




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