2007年10月23日(火)
ウナギもヒヨコもでません(ちょっと違う)


(稽古場レポをみた)
みなみがエトワールだって!よかったねえええっ!(男泣き)



++++++++++

 色々反応したいことがあるのですが(マリーノ様がみてる、とか)(いやそれは反応しないほうがいいんじゃね?)、とりあえず今日行ってきた月組さんの話を。つい前回(パリ空)と同じ感覚で会社帰りに当券狙いで行ったら、当券はおろかサバキも厳しくてね……ごめん、前回はそういう作品だったことを失念しておった……っ(真顔)。サバイてくれたおねえさんありがとう(ここで言っても)


[月組メモ:まほ★ロバ(って書くと一気に萌えアニメ臭い)(笑)]

 かねてより「日本史ショーやればいいのに(日本の歴史って時代ごとに風俗とか全然異なるからそれを並べたらショーになるんじゃね?)」と言っていたわたくし六実、こりゃどう考えても好きだろ好みだろ?とスカステ見ながら思っていたことに間違いはなかったです。面白かった。やっぱり日本古来の物語は面白い。ぶっちゃけたいこどんどこされたら血わき肉踊るDNAが日本人には装備されているのだと思う。一番印象的だったのが椿の場面、あの赤い色合いで一色で(タカラヅカで白以外で一色になるのは珍しいと思う)舞台が埋め尽くされているのはすごい新鮮だった。このショーは2階から観るのがいいと思います。そして画面(映像?)はタカラヅカに合わないことをそろそろ気付いてほしい。
 かなみちゃんの歌声が神で幕開けからぞくぞくしました。あと瀬奈君にやわらかい繊細な印象をうけました。はじめてかも、こういう色も出せるんだなぁと。


[月組メモ:マジしゃんのゆううつ★(って書くと一気に(略))(マジしゃんの本名は真島茂樹です)(ええ!)]

 やっぱり正塚作品って「起・承・承・結」(転がない)だなぁと思いました。人生のありのままを淡々と綴っていく舞台。でも舞台には段々むかなくなっている気がするような。なんか省略の仕方が小説的(?)なんですよね。一番びっくりしたのが、皇太子妃救出のくだりがああなっていたこと。素で「ええ!」と思った(笑)。あと正塚ヒーローって、何考えているかわかりにくくなってきているなぁ、と。愛短でそういう傾向が減ったと思ったんですが、また戻ってきちゃった感じです。
 が!キリアイで思う存分ニヤニヤできたんでそれで十分でっす!(つやつや)。あとラストシーンのアサカナももう存分ニヤニヤできたんでそれで十分でっす!(つやつや)。もう後半、口のなか乾燥しそうなイキオイでニヤニヤしてきました。なんか久しぶりにタカラヅカらしいニヤニヤ感を味わえました。特にキリアイ(役名で言って!)。物語の前半で、皇太子妃への出会いと想いをキリヤ君が語り始めたとき、うっかり私の釜に砂糖が入る音がしたんですが、いやいやむっさん、そうは言っても死んだ皇太子妃が出てくるわけないんだから、そこで釜回すのはあかんだろ、と自重していたんですが、でてきちゃったよ皇太子妃(笑)。しかもなんか萌え設定満載で(記憶喪失、記憶が戻らなくても今の君が好きだ、舞踏会で三年ぶりの皇太子妃のおひろめ、戸惑う城咲に大丈夫だよ、とうなずくキリヤ君)ああああああもういちいちニヤニヤする。私は無駄に釜が回るだけで終わっちゃったので、みんなSS書くといいよ!(書きません)
 と言うわけで、文句を言いつつも、正塚作品らしい笑いもたくさんあって、「ありえねー」な設定だったけれど、全体的にカワイイ仕上がりになっているので(あれだけリアルな面もありながら)、それすらも「現代の御伽噺」みたいな感じで。ほんとカワイイお話だなぁと思いました(紅潮)。


 その他メモ
・けなしたり、ほめたりなんですが、あの五人組は無駄遣いだなぁと思った(ぼそり)。
・あと正塚先生のキリヤさんへのドリームって相当だと思います。このドリームはケーコたんとかヨシマサとかのドリームとは全然文脈が違うんですが「君キリヤの事ほっんとに好きなんだな」って感じで(謎)。
・敢えてヅカオタとして食らいつくならば、たかきあまねくんのあのノーブル感とそれに隠れているであろうS性がたまらないと思います。ぱっと見雪組男子の佇まいだと思うんですが、彼。毎回毎回気になっています。










 全然関係ないんですが。
 にじかんほどまえから、私の中でしぃナツキが熱いです(おごりんが今月のグラフを写メして送ってくれた)。ああああああり!アリだよしぃナツキ!コンセプトは「ノンケの彼と手術前の彼」です(怒られます)。いやでもナツキさんを幸せにできるのはしぃちゃんととなみぐらい(※)だと思うよ!

 ※となみぐらい
 全ツジョイフルでナツキさんの笑顔があまりにもまぶしくて「ああとなみ!そんなナツキさんの笑顔を守ってあげて!」と素で思ってしまった六実さんの故事にちなみます(完全に何かを見失っていますこのひと)。




BACK  INDEX   NEXT