2007年10月25日(木)
タイトルストッカー


 最近ネットが繋がり悪くなったなぁと思って計ってみたら100Kしか出ていませんでした……あの、うちADSL8Mなんですが!が!(そもそも単位が違います)電話局が近いものの、ブリッジと言われる分岐点が異様に多い(通常1〜2個なのにウチまで6個もあるらしい)ので、出にくい場所ではあるんですが、それでも最初は1Mは出ていたはずなんですが!……とりあえず悪あがきで47Mまであげてみる事にしました。それでも駄目ならBフレッツか……大家さん、入れてもいいって言ってくれるかな……。結果は明日の夜測定してみます。


[伝書鳩返し]

・>さゆちゃん(オトヅキ君の妹)がアヤブキさんの
 >お嫁さんだったら、お義兄さん呼びされるのは
 >オトヅキ君では・・・?
 >律儀なアヤブキさんに「お義兄さん」と呼ばれて
 >引きつるオトヅキ君が脳内に浮かびました。

 ああ!気付かなかった!盲点!それ採用!(爆笑)
「お義兄さんはどう思いますか?(しかも律儀に敬語)」
お前に兄と呼ばれる筋合いはない!」
 いやあるんだよ十分に(笑)。
 アヤブキさん・さゆちゅわん夫婦は銀薔薇年代記観てもうちょっと設定つめようと思います(え?まだ続ける気?)


 どうでもいいんですが「シルバー・ボーズ・クロニクル」ってどうですかね?もちろん坊主になるのは輝彦さんです(次点でさゆちゅわんの茶坊主でも可)(それで和尚さんの留守にぼた餅食べてあんこをお釈迦様の像に塗りつけるといい!)(むっさん!止まって止まって)








 やるよ。


[マリーノ様がみてる](詳細は北とか濱とかを参照)


 北の大地の修道院で見習い修道女をつとめる少女マリーノ。彼女は幼い頃に両親に捨てられてこの修道院で拾われた。いずれは修道女になるであろう彼女は、まだあどけない少女でしかない。
 ある日、日課の水汲みをしていたマリーノ。凍てつく冷気の中、重く冷たい水の入った桶を運ぶ。神様の為のお勤めです、課せられた苦行といわれても、幼いマリーノはまだ理解はできない。だって、神様もマリア様もみたことないもの、あたし。今はただ、その日のパンとスープのために水を運ぶ。
 あまりの冷たさに耐えかねて、道の途中で桶を置く。本能的にそこで桶を置いてしまってはもう二度と立ち上がれないことをマリーノは知っている。けれどもその日は特別寒く、少女のあかぎれだらけの小さな手は、それにもう耐えられず。そっとその手に息を吹きかけるマリーノ、痛くて、寒くて、けれども泣いたらもっと凍えてしまう。そう思ったその時
「まあかわいそう」
 いつのまにか目の前にいた彼女、歳の頃は十四、五の。潤んだ黒い瞳と黒い髪。自分と変わらぬ粗末な服。けれどもマリーノにはまぶしかった。
 彼女はそっと少女の手を握る。
 あたたかい。
 これからその修道院に向かうのだという彼女、水桶を半分もち、重荷を半分にわかちあう。
 ふと、マリーノは彼女の足が裸足であることに気付いた。驚いて訊ねると、彼女は言った。
「ゆるされていないから」
 少女には意味がわからなかった。けれどもにっこりと笑顔を向けてくれる彼女の事がとても好きになった。
 修道女として出迎えられたその彼女はイヅルと言った。誰も彼女の出自をしらず、誰も彼女の事情を知らず、けれども神の御前の子羊は皆同じであると、マザーは快くイヅルを受け入れた。そして、イヅルが常に裸足であることも多くは問わなかった。否、もしかしたら何もかも知っていたのかもしれない。謎めいた彼女ではあったが、真面目な性格は皆に好意を持たれた。何よりもマリーノはすっかりイヅルになついてしまった。あたかもイヅル付の侍女のように振舞う少女を、大人たちはおままごとみたいだと微笑み見守った。
 夜になると、マリーノは台所で余ったお湯をもらって、イヅルの部屋にゆく。そうしてせめても、とイヅルに足湯をさせるのだ。そんな事しなくてもいいのにと笑うイヅルにかまうことなく、マリーノはそのお勤めは欠かすことなく、むしろ喜んでやっていた。そうしているとイヅルはかならず、マリーノにも足を入れるように言う。粗末な敷布の上で、二人向かい合わせで膝を抱えて、一つの桶に足を入れる。なんだかくすぐったくて、そして楽しかった。イヅルは自分のことを話さない代わりに、彼女が知っているいろいろな国の話を聞かせてくれた。雪の降らない国があるという、冬には夜しかない国があるという。マリーノはイヅルに夢中だったし、イヅルもまたマリーノを可愛がった。
 一緒の桶の中にあるイヅルの左の足の小指の爪がないことにマリーノは気付いていたが、それは口にしてはいけないのだと、なんとなく思っていた。
 そうして何回もの短い春と夏と秋と、長い長い冬を乗り越えて、そして何度目かの春を迎える前に突然イヅルはこの世を去った。病なのか事故なのか、あるいは自ら命を絶ってしまったのかはわからない。マリーノがいつものようにイヅルの部屋に行った時には、もう冷たくなっていた。イヅルは多くの謎を抱えたまま、いなくなってしまった。ただひとつ、冷たくベッドに横たわっていたイヅルの足には、真新しい絹の靴下がはかされていた。マリーノはそれを見て、全てがわかったような気がした。
 彼女はゆるされたのだ、と。
 誰に、何に、それは永遠の謎だった。


 そしてイヅルの喪があける頃、マリーノは正式に修道女となった。これから神の子として、神におつかえするのですよと言われ、神との制約を交わす。けれどもマリーノはその瞬間から自分が罪を背負ったのだと知った。神様、マリア様、申し訳ありません。わたしが祈るのは彼女の為、これからもずっと彼女のために祈るのです。あの日出会った彼女は、わたしにとっての「かみさま」だったのです。
 それを背信と知りつつも。
 そしてマリーノは裸足で真っ白な雪原に立った。これから始まる長い長い罪の道のり、彼女のために祈り続ける背信の道のり、だからゆるされるその日までわたしは、こうしていよう。
 ゆるされるその日まで。



++++++++++
 ……ええっと(微妙な笑顔)。
 ヨゴ函館ツアーの皆さんがどういう変換をされたかわからないのですが、私の中ではこういう物語ができあがりました(多分、想像されていたものと絶対違う)わたしの中ではマリーノはやっぱり「コドモ」なんですよ……ええっと、これ何なんでしょうね?妄想?ドリーム?とりあえずリアクションしずれえ!(自分で言うな)(いや事実だし!)

 ちなみに宗教的なものとかわかってません。もちろんマリみても知りません。




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