2007年02月04日(日)
拙者、親方と申すは


 あたらしい遊びを考えました。

 『かけざんしりとり』

 過去の公演で組んだ事のある相手(ショーもカウント)でしりとりをしていきます。
 たとえば
 トウコさん→あすかちゃん(星組トップコンビ)→霧矢君(ラ・エスペランサ)→城咲(愛しき人よ他)→カッさん(絢爛2の銀橋)→るいるい(宙組トップコンビ)→タニオカ君(THE LAST PARTY他)→となみ(更に狂はじ)→トウコさん(しぐれ坂)

 ……キリがないので、とりあずぐるりと一周させて終わらせましたが、もっとどんどん展開していけるはず。これを何人かでやったらきっと面白いと思うのね!入り出やチケット並びの暇つぶしにどうですかお客さん!(力説)(されてもね)


[スカステメモ]

3/3はネカまつりだよ全員集合!
 今日番組表もらってくるまで気付かなかった。夢が叶ったー(きらきら)。

・水先輩がベルト談義をしていた番組(なにその代名詞)のタニオカ君編を見ました。
 ほ、ほんとに娘役ちゃん食べ放題エスコートし放題だったよ!(ねねれみコンビ・しなぼん・ヒヅキ)。
 いやあすごかったです。それじゃあお散歩しようか(しなぼん)て見合いか!メリーゴーランドに乗って白馬の王子様気取りか!アリ!それ採用!(誉めてんのけなしてんの?)(もちろん誉めているんですよ)。タニオカ君は本当に王子なんだなぁと思いました。性別:王子、特技:王子、趣味:王子って感じの。いやあほんと参った。
 ヒヅキとの対戦が見られたのが嬉しかったです。あれ見て「あ、こいつらヅカオタ同士だから大丈夫だ」という妙な安心感が(笑)。なんとなく、カプというより戦友っていうコンビになるんじゃないのかなぁ。でも実は相手が自分を最初から女としてみていたことに3クール目ぐらいにヒヅキが気付いて「はっ……(赤面)」ってすればいいと思います(でエンディングが乙女ヒヅキの心情を歌ったものに変わるってぇ寸法です)(だからその寸法なに?)



 宙組さん行ってきました。
 初見でダメだと思ったものはたいてい二回目で良くなるという法則を信じて。


[宙組さんメモ]

・のっけからピンポイントな話なんですが、お芝居の「てえへーんだてえへんだ」のところで、えらくキザって芝居入っている人(しかも白フンちら見せしながら)(見るな)がいたので、気になってオペラで見たら八雲美佳さんでした(多分)(管轄外なので自信ない)。思わずそのままピン撮ってしまったのですが、見ながら、そういえばこの人、劇中で土方やっている人だよねぇと思ってみていたら……ちょ、おま!君もしかしてそれ土方のつもりでやっているの?黒船襲来の事件に「これからは身分なんて関係ない!武士の時代は終わる!俺たちの時代がくる」っていきまいている若き日の歳三って事?!……いや、なんかそういう芝居に見えたんですよ。暗転するとき無駄に不敵に笑って見得切ってたし……だとしたら、恐ろしい子!(姫川亜弓口調)……単なる深読みかもしれませんが、俄然気になってきました、つうか気になりだしたのでオペラにガンガン入ってきましたよ……。

・右京さんのツーステップはどうしてあんなにゴキゲンでゴヨウキなんだろうか(笑)。今日もフィナーレのありがとうございましたにぐうとなっていたらその後、ゴキゲンでゴヨウキに移動を始める右京さんに撃沈しました。なんか、常に縦ゆれしている印象なんですよね、あの人。ええそんなところもダイスキです。
 ところで私も良く凪七るーみ君と右京さんを間違えます。ダメですかそうですか(私信)。

・蘭寿先輩の慶喜を初見のときはちょっと軽いかなぁと思って見ていたのですが、二度目でずいぶんしっくりおちついた感じ(あんた何様?)。そう思うと粋と軽って似ているようで違うよなぁと(もちろん慶喜には粋が求められている訳で)。
 そういえば蘭寿先輩のPBを立ち読みしてきたのですが、一番ぐはっときたのがあの剣道の練習着のところです。何あの萌えキャラ。つうか私あれ、女子にしか見えないんですが(ええ?)(蘭寿先輩はごついけど女子顔だよなぁ……)(しぃちゃんもそう)。もうリアルに「神聖なる道場で破廉恥な!」って言いそう(……それ、何の話?)もちろんそこには幼馴染の剣道部部長が来るわけですが(誰?)。男女カウントでも801カウントでもありです。剣道部部長×蘭寿先輩っていうのはナシですかそうですか(だから誰?)。

・キャトルつながりで、新しいポストカードが出ていました。喜々として涼さんのを買い、またしても無意識に壮一帆さんのにも手を出してしまいました(好きな顔してたんだよ……)(微妙に敗北感)。壮一帆さんと言えば、コレが始まってびっくりしました。いや、二番手各プラスαぐらいで終わるかと思っていたので……。

・剣道部部長が壮一帆さんだなんて一言もいってないんだからね!(ツンデレ)



 ごめんなさい、今日は故意に話題をそらしました。
 話題をそらしたのはちょっと言いにくい事を書こうかなぁと思ったからです(予防線のつもりらしい)。
 以下、宙組さんメモ続き。割と今更なこととか部外者がみたいなこととか言っていますが、ちょっと自分でもすっきりしないので、あくまで私的なメモとして書いておきます。




【続きを読む】
















※エンピツにそんな機能ない。


[宙組さん私的メモ]


 竜馬伝の何が私的に(強調)ダメかというと、結局真矢みきさん仕様の竜馬をそのままやっちゃっているからじゃないかなあと思いました。
 実は私はカッさんに竜馬ってちゃんとハマり役だと思っているんですね。この演目が決まったとき、再演だけどさすが石田先生(勝手に幕末オタクトモダチ気取り)、カッさんが竜馬役者(※後述)なのを見抜いたな、よしよし(何様?)と思ったんですね。ところが蓋を開けたら、真矢みきさん仕様の竜馬伝(つうかそのまま再演)だったなぁと。真矢竜馬と貴城竜馬はちょっと違うと思うんですよ。だから観ていてカッさんの竜馬にぴたってハマる部分と、真矢みき仕様の竜馬にカッさんがハマらない部分とがみえてきちゃって、微妙に竜馬という人物にのれなくなっているんですね(私が)。ぶっちゃけ、あのいろんなコネタとかコントは真矢さん仕様のもので、カッさんがやるとちょっと苦しい。でも薩長同盟とかそういう真面目な部分はカッさんの竜馬がぴたっとはまって気持ちいい。これは今回の脚本の竜馬にカッさんがハマりきれなかったというより、カッさんの竜馬としてリメイクしなかった石田先生の非だと思うんですよね……あああああああもったいない!それでも座付き作家なのー?
 前にも言ったように石田作品は好きで、しょーもないところと、すごくいいところと相殺されて石田作品だと思うんです。その中で座付き作家としての役割は果たしていたのが石田芝居の「いいところ」だったのに。今回だって配役はすごくいいのに、ちゃんと生かしきれていないというか、自作の再演にかまけて、座付き作家としての役割を果たしていないじゃないかなと。ちょっと手を加えればすむ話なのになぁ、なんでそのしょーもない場面の再演にこだわるん?と。
 真矢みきさんの竜馬が自由人で破天荒で寂しがり屋なひと(これは昔見た再演版の記憶だけで言っていますごめんなさい)ならば、カッさんの竜馬はこどものように無邪気で、情にあつくて、泣くときも怒るときも本気で正面で、すべてを愛し包み込んでしまうような、そういう竜馬像だったと思うんです。あと、史実の竜馬は近眼でよく目を細めていたっていうのがあるんですが、アレがカッさんが良く見せる「遠い目」に重なって見えるんです。そう思うと、貴城竜馬は「人よりも遠くが見えてしまった」ひとなんじゃないかなぁと、そして見えてしまったからには、それを放っておけない人。人々が見ていた藩という枠を遠く超えて日本という国が苦しんでいる姿が見えた人、人々に日本が見え出したら、こんどはそのもっと遠くの海という世界の自由と希望が見えた人。そんな感じに、私の中で貴城竜馬がしっくりとくるのです。貴城竜馬は、確かに竜馬でした。
 そんな遠くを見ていた竜馬の傍で「うちのことも見て!」と言っていたおりょう。そのおりょうをうけとめておりょうをじっと見つめていた竜馬。そういう関係に思えてきました。
 最後のよさこい連れ舞いでおりょうをじいっとみつめる竜馬を見ていると「おりょうちゃん良かったね、もうこれからはずっと竜馬はおりょうちゃんだけを見てくれるんだよ。「日本の夜明けが見えるぜよ!」と見届けて、おりょうちゃんだけを見てくれるんだよ……」という気持ちでじーんといっぱいになりました(ビバかしるい)。つかもうそこまでいくと↑で言っていた文句なんかどうでもよくなってくるんですけれどね(ならいいじゃん)。



 色々思うし色々書いてしまうのですが、結局は楽しんだもの勝ちだし、始まったものは始まったわけだし、後戻りはできないし、いやなら観なければいい訳で。そういう事を踏まえた上で黙っていればいいんですけれどね……。
 じゃあお前もう観に来るなと言われそうですが、あと一回観にいきます。だってカッさんに会いたいもの。皆に会いたいもの。それでもあそこには愛があふれているもの。そんなジレンマを抱えてタカラヅカ観ている自分が、ほんといいお客というか劇団を甘やかしていると思います(真顔)。



 重くてうざくてごめんなさい。予防線は張ったので許してください。


BACK  INDEX   NEXT